【100均のインクの実力は!?】ダイソーのプリンター用インクと植物専用の染色液で着色したかすみ草を比較!!

悩み人
「100均で売られているプリンター用詰め替えインク」で、多くの人がかすみ草を染めたりしてるけど、実際の色味とかどうなんだろう?
きらめきハーバリウム管理人
今回の記事では、「ダイソーのプリンター用詰め替えインク」で染めたかすみ草と、「植物専用として売られている染色液」で着色したかすみ草写真で比較していきますので、ぜひ購入の参考にしてみて下さい!

どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!

今日は、『ダイソーのプリンター用詰め替えインクと植物専用の染色液それぞれでかすみ草を着色した時に、どれくらい違いが出てくるのか?』について、比較検証していきたいと思います。

前回の記事の「続編的な位置付け」の記事となります。

『そもそも100均のプリンター用インクの実際の色味は綺麗なのか?』
『植物専用で売られている高価な染色液と比較して、プリンター用インクはどれくらい違うのか?』

特に今回は、このふたつの疑問を解消するような方向で記事を書いていきますので、参考にしてみて下さい。
最終的には、「100均のプリンター用インクで染めたかすみ草の良い所と悪い所のまとめ」まで紹介していきますので、お楽しみに!
ではどうぞ!

スポンサーリンク


【まずはこちらの過去記事から!】かすみ草の着色方法に関してはこちら!

【これだけ読めばOK!】かすみ草の着色と染め方について徹底的に解説!!

2018.09.23

『かすみ草の着色や染め方に関しては、この記事にほとんどの事がまとめてあります』

まず最初に、「かすみ草の着色や染め方」について詳しく知りたい方は、こちらの過去記事から読まれる事をオススメします。
かなり長い記事ですが、必要な情報が細かい部分まで網羅されている記事となっているので、損をする事はありません。

ぜひ読んでみて下さい。

【今回比較する染色液がこのふたつ!】ダイソーのプリンター用詰め替えインクとリーフ液!!

今回の記事では、以下で紹介するふたつの商品を比較していきます。

その①:ダイソーのプリンター用詰め替えインク

まずひとつ目がこちらの「プリンター用詰め替えインク」になります。
100均のダイソーで販売されていて、購入価格も「1本あたり100円+税」となっていて、非常にお得な商品です。
皆さんにもお馴染みの商品かと思います。

おそらく口コミとかyoutubeなどから火がついた商品で、「安い値段でかすみ草が染められる事」が最大の魅力である商品だと言えます。

その②:植物染め専用のリーフ液

created by Rinker
プリザーブドフラワー花大学
¥1,980 (2024/04/17 15:28:48時点 Amazon調べ-詳細)

今回、100均のプリンター用詰め替えインクと比較をしていくのが、こちらの「リーフ液」という商品になります。
こちらは100均の詰め替えインクとは異なり、完全に植物専用の商品となっています。

今回はこのふたつの商品を染め比べて、『実際、どれくらいかすみ草の染まり方に違いが出るのか?』比較検証していきます!

余談ですが、「リーフ液」は以下のように↓

created by Rinker
プリザーブドフラワー花大学
¥1,980 (2024/04/17 15:28:49時点 Amazon調べ-詳細)

「ブルー」などの他の色の染色液も販売しているので、カラーバリエーションは豊富にあります。

【液自体の色味もかなり違う!】そもそもの液の色味もかなり異なっています!

△【色はどちらもイエロー】左:リーフ液の液体 右:プリンター用詰め替えインク

今回改めて思ったのが、「それぞれの液自体の色味がかなり異なっている」という事でした。
上の写真はどちらも「イエロー」の染色液になるのですが、詰め替えインクの方はかなり濃い色味をしていたので『これで本当にイエローになるのか?』と少し不安になったりもしました笑。

ただ、どちらも間違いなくちゃんとした商品名の色味に染まりましたので、「液自体の色味」に関してはそこまで気にする必要はないかと思います。

【いきなり結論!】100均のプリンター用詰め替えインクで着色された「かすみ草」の特徴!!

△ダイソーのプリンター用詰め替えインクで染められてドライフラワーになったかすみ草

『やはり、染色液の違いによってかすみ草の色味にも微妙な違いが見て取れました』

いきなり結論になりますが、自分がいろいろ作ってきた中でわかった「100均のプリンター用詰め替えインクで着色されたかすみ草の特徴」が、以下の通りです。

100均のプリンター用詰め替えインクで着色されたかすみ草の特徴
  1. 意外にもリーフ液より濃く染まる
  2. ただしその濃さが、良くも悪くも「黒みが強い濃さ」である
  3. シアンとマゼンダに関しては、茎の部分がかなり濃くなるので、好きな人はかなり好き

主に、こちらの3点ですね。

では、詳しく見ていきましょう!

その①:意外にも「リーフ液」より「100均のインク」の方が濃く染まる!

こちらは、「100均のプリンター用詰め替えインク」で染めたかすみ草になるのですが、意外にもこちらの方が、リーフ液で染めたものよりも「色味が濃くなる」という結果になりました。

△100均のプリンター用詰め替えインクで染めたかすみ草

一方で、「リーフ液」で染めたかすみ草の方はというと、以下のような結果になりました↓

こちらですね。

△リーフ液で染めたかすみ草

『あれ?100均の方が確かに濃いけど、リーフ液の方が品があって綺麗じゃない??』と思う方もいると思うので、このタイミングで次の特徴を見ていきたいと思います。

その②:100均のプリンター用詰め替えインクでかすみ草を染めると、全体的にかなり「黒みが強い色」になる!

その①で紹介した写真を見てもらっても分かる通り、100均のプリンター用詰め替えインクでかすみ草を染めると、かなり「黒みが強い色」になります。

これは実際に比較した写真を見てもらうのがわかりやすいと思いますので、まずは以下の写真をご覧ください。

△【どちらもイエロー】左:リーフ液で着色されたかすみ草 右:ダイソーのプリンター用詰め替えインクで着色されたかすみ草

これが実際に、「リーフ液のイエロー」と「100均のプリンター用詰め替えインクのイエロー」で着色したかすみ草をドライフラワーにした比較写真になるのですが、色味はここまで違う結果になりました。

この写真からも分かるように、100均の方は濃いけど黒みが強く、リーフ液の方は品と綺麗さがある色味をしています。

その③:ただしそんな100均でも、「茎の部分がかなり濃くなる」事は魅力的!!

『黒みが強くなるだけで100均の良いところが無いじゃんか…』と思われるかもしれませんが、個人的に良いと思った所がひとつありまして、それが「茎の部分の色がかなり濃くなり、妖艶な雰囲気が出る」という事でした。

これは100均のプリンター用詰め替えインクの「シアン(ブルー)」と「マゼンダ(レッド)」だけの現象になるのですが、上の写真のように「茎の部分がかなり濃い黒系の色味」になってくれます。

実際に肉眼で見ると、上の写真よりも「もっと黒く見える」ので、好きな人には好きな雰囲気だと思います。
ですので、「妖艶な雰囲気のブルーとかレッド」が好きな人には、プリンター用詰め替えインクで染めるのもオススメです。

【そもそもの大きな違い】「リーフ液」は吸わせるだけで、プリザーブドフラワーに出来ます!!

created by Rinker
プリザーブドフラワー花大学
¥1,980 (2024/04/17 15:28:48時点 Amazon調べ-詳細)

『リーフ液は吸わせるだけで、プリザーブドフラワーにする事が出来ます』

ここまで「色味の違い」について詳しく見てきましたが、最後に「100均のプリンター用詰め替えインク」と「リーフ液」の最大の違いについて説明させてください。

それは、「リーフ液にはグリセリンなどの成分が入っているため、吸わせるだけでかすみ草をプリザーブドフラワーにする事ができる」という点です。
これが「リーフ液」と「100均のプリンター用詰め替えインク」の最大の違いとなります。

『吸わせるだけでプリザーブドフラワーにできる商品があるの??』と驚かれる方もいますが、これが本当にそうで、自分もこれを知った時にはかなり驚きました笑。

実際に茎の長さにもよりますが、生花のかすみ草を「1週間〜2週間」、リーフ液の中に入れておくだけで、生花のかすみ草をプリザーブドフラワーにする事ができます。
(※自分はいつも「2週間」、リーフ液につけるようにしています。

)要は、プリザーブドフラワーに出来るわけですから、「リーフ液を吸わせる→放置しておいても時間経過で腐らなくなる」という事が実現できるわけです。

この事はハーバリウムを作っている人にとってかなりのメリットがあって、「リーフ液を吸わせる→かすみ草がプリザーブドフラワーになる→そのままハーバリウム瓶にかすみ草を入れてもOK」という夢のようなサイクルが実現可能になります。
(※プリンター用詰め替えインクの場合は、染めた後に何も処理をしないと腐ってしまうので、染めた後にドライフラワー等に加工していく必要が出てきます。)

【結論!】ハーバリウムに使うなら、「リーフ液」がやっぱりオススメ!!

最後にこの記事のまとめをして、この記事を終わりにしたいと思います。

この記事のまとめ
  1. 「100均のプリンター用詰め替えインク」で着色されたかすみ草は、全体的に「黒みが強い濃い色」になります。
  2. 「リーフ液」で着色されたかすみ草は、100均のものに比べて「品がある」色味になります。
  3. 100均のプリンター用詰め替えインクの「シアン」と「マゼンダ」で着色されたかすみ草は、茎の部分の色味がかなり黒っぽくなって妖艶な雰囲気が出るので、個人的にオススメです!
  4. 「リーフ液」で染める最大のメリットは、「リーフ液を吸わせるだけでプリザーブドフラワーを作る事ができる」という事です。

こちらの4点ですね。

このブログ自体が「ハーバリウム」に関するサイトなので、ハーバリウムについて言及すると、『初期投資としてお金がかかってしまっても、リーフ液で着色してプリザーブドフラワーにしてしまうのがオススメ』というのが自分の結論です。
やはり、ドライフラワーではなくて「プリザーブドフラワーに出来てしまう」というのは強いですよね。

「100均のプリンター用詰め替えインク」で着色するのは、『どうしてもお金を使いたくない…』という人だけで良いかと、個人的には思います。

自分に合った選択で、ハーバリウム作りを楽しんでいきましょう!

いかがだったでしょうか?
今日は、『ダイソーのプリンター用詰め替えインクと植物専用の染色液それぞれでかすみ草を着色した時に、どれくらい違いが出てくるのか?』について、比較検証してきました。

大切なのは「自分に合った選択をする」事だと思いますので、この記事を参考にして頂ければ幸いです。

それでは今日はここまでになります。
ではまた!

ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!

『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』

ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。

 

『このサイトについて』

『材料費の節約ときれいなハーバリウムを作るための考え方』

『All About100均ハーバリウム総まとめ』

『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』

『ハーバリウムでまず揃えるべきオススメ花材』

『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』

 

スポンサーリンク