どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は『紫陽花を使ったハーバリウムのオススメレシピ』の記事を書いていきます。
今回の記事では
『紫陽花のハーバリウムを作る時は、ミネラルオイルを使うのが透明感が出て良いのだが、果たしてシリコンオイルを使ってきれいな紫陽花ハーバリウムは作れないだろうか?』
という事をテーマにレシピを考えてみました。
意外にも「オイル毎で考えるハーバリウムレシピ」というのは少ないと思いますので、参考にして頂けたら幸いです。
特に、『シリコンオイルでハーバリウムを作るのが好き!』という人にオススメの記事となっていますので、お楽しみに!
ではどうぞ!
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目次
- 1 【前提】「紫陽花ハーバリウム」は、使用するハーバリウムオイルによって仕上がりの表情が全く変わってきます!
- 2 やったのは、ひたすら花材を組み合わせてレイアウトを見ていく事!
- 3 今回紹介する「あじさいハーバリウム」のレイアウトがこちら!
- 4 今回のレシピの使用材料
- 5 今回のハーバリウムの作り方の工程を紹介
- 6 「シリコンオイルが合う紫陽花ハーバリウム」の完成品がこちら!
- 7 寿命が長く色落ちが少ない「紫陽花ハーバリウム」を作りたい時には、このレシピがオススメ!!
- 8 今回のレシピのキーとなる花材がこちら!
- 9 今回のレシピの発展系のハーバリウムを紹介した記事がコチラ!
- 10 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
【前提】「紫陽花ハーバリウム」は、使用するハーバリウムオイルによって仕上がりの表情が全く変わってきます!
『あじさいハーバリウムは、使用するオイルによって仕上がりの表情が全く変わってきてしまいます!』
前提として、紫陽花のプリザーブドフラワーを使用したハーバリウムでは、使用するオイルによって作品の仕上がりの表情が大きく変わってきてしまうという事は覚えておくと良いでしょう。
上の写真の紫陽花ハーバリウムは、ミネラルオイルを使用して作った作品になるのですが、ミネラルオイルを使用すると「透明感や透け感のあるキラキラした紫陽花ハーバリウム」が作れます。
一般的に紫陽花ハーバリウムを作る時には、ミネラルオイルを使用する人の方が多いですかね。
自然光との相性も良く、キラキラした透け感がとてもきれいなハーバリウムが作れるので。
一方で、シリコンオイルを使って紫陽花ハーバリウムを作るとどうなるかと言うと、以下のように↓
透け感や透明感とはまた違った「しっかりと色が残るけど、こってりとした感じ」の仕上がりになります。
実際に色味の好みは人それぞれなのですが、『どちらのオイルがきれいに紫陽花ハーバリウムを作れるか?』というアンケートを取ったとしたら、おそらく大勢の人は『ミネラルオイルの紫陽花ハーバリウムの方がきれい!』と言うでしょう。
ただし、ハーバリウムの寿命はシリコンオイルの方が圧倒的に長い!
『ミネラルオイルを使った方がそんなにきれいになるのだったら、紫陽花ハーバリウムの時はミネラルオイルだけを使っていけばいいんじゃない?』こう考える人もいるかと思いますが、ミネラルオイルも良い事ばかりではないんですよね汗。
実はミネラルオイルで紫陽花ハーバリウムを作ると、その寿命がかなり短くなってしまいます。
紫陽花の花びらにミネラルオイルが染み込んで、時間と共に染色液が紫陽花の花びらから抜け落ち、ハーバリウムに色落ちが出てしまうというのがその一因です。
一方のシリコンオイルの方はどうかと言うと、紫陽花にシリコンオイルが染み込んでいく感じはないので、時間経過による色味の変化や色落ちがほとんどありません。
つまり、「紫陽花ハーバリウムはシリコンオイルで作ると寿命がかなり長くなる」という訳なんですね。
ただし、先ほど言ったようにシリコンオイルで紫陽花ハーバリウムを作ると、「しっかりと色が残るけど、こってりとした感じ」になってしまうので、きれいに見せるための配置や花材選びがミネラルオイルを使う時よりも難しくなってきてしまいます。
ここまでの状況説明を踏まえて、今回は
『シリコンオイルで寿命の長いきれいな紫陽花ハーバリウムを作る』
という事をテーマとしてレシピを考えてみました。
やったのは、ひたすら花材を組み合わせてレイアウトを見ていく事!
今回のレシピを作るのに自分がやったのは、「ただひたすら色々な組み合わせを試してみてレイアウトを見ていく」という事でした。
正直、かなりの種類の花材の組み合わせをちょっとずつ変えていくのは地味な作業で、パターン数もかなりあるので面倒なのですが、やってる途中で思いがけない発見やひらめきに出会える事も多く、やった後で「自分のハーバリウムスキルの成長」があるのは間違いないので、今回はこの地道な方法でレシピを煮詰めていきました。
今回紹介する「あじさいハーバリウム」のレイアウトがこちら!
そして、今回紹介するあじさいハーバリウムのレイアウトがこちらになります。
使う材料も出来るだけお金がかからないように配慮しているので、「紫陽花」と「かすみ草」だけのシンプルな構成にしました。
そして、このレイアウトの最大のポイントが、以下のように↓
「2種類のかすみ草(白)を組み合わせる事」となっています。
定番のミニかすみ草だけだと紫陽花の色味に負けてしまうので、上の写真の「花が大粒で茎が緑色のかすみ草」を使用して全体のバランスを整えています。
本当にこの「大粒のかすみ草」があるのとないのでは、全体のバランスやきれいさが全然変わってきてしまうので、この素材だけでもぜひ覚えて帰っていって下さいね。
それくらいオススメの素材です。
それでは、ひとつずつ使用材料を見ていきましょう!
今回のレシピの使用材料
その①:アンティークプリザのかすみ草(白)
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それでは、今回の目玉となるこちらの商品から紹介していきたいと思います。
こちらが先ほど紹介した「花が大粒で茎が緑色のかすみ草」になります。
『これはプリザーブドフラワーなの?』と驚かれる方もいるかと思いますが、こちらはドライフラワーではなく、ちゃんとした「プリザーブドフラワー」になっています。
ですので、花の部分を触ってもポロッと簡単に取れてしまう事もありません。
また、プリザーブドフラワーなので使用期限が長いところも魅力の商品です。
商品の実物はこのようになっていて、「花が白色でありながらも茎が自然な緑色のため、どこか重厚感がある花材」だと言って良いかと思います。
また、色自体が一般的な「白のかすみ草」となっているので、どんなハーバリウムにも合いやすい所も魅力の花材となっています。
その②:ミニカスミ草(白)
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ふたつ目に紹介する使用花材が、こちらの「ミニカスミ草(白)」になります。
これは皆さんお馴染みの定番素材だと思いますので説明は割愛しますが、このかすみ草と先ほどのアンティークプリザを組み合わせて使用していきます。
その③:色付きのプリザーブドフラワーの紫陽花(※今回は「赤」を使用!)
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(※上の写真の「小分けタイプ」の商品が品切れとなっていたので、リンク先の商品は「小分けタイプ」の紫陽花4個分の大容量バージョンの商品を貼っておきました。)
3つ目に紹介する使用材料が、こちらの「プリザーブドフラワーの紫陽花」になります。
今回は「ワインレッド」の紫陽花を使用しましたが、実際赤でなくても良いので、この部分は自分の好きな色の紫陽花を使ってOKです!
その④:プリザーブドフラワーの紫陽花(白)
4つ目に紹介する使用材料が、こちらの「プリザーブドフラワーの紫陽花(白)」になります。
3つ目に紹介した「色付きの紫陽花」とこちらの「白の紫陽花」が組み合わさる事で、全体の色味の単調さが解消され、見た目的にも「よりきれいなハーバリウム」にしてくれるというのが、こちらの素材の役割になります。
今回使用する「花材」は以上になります。
その⑤:「丸スキットル・猫型」のハーバリウム瓶
最後に紹介するのが「今回のハーバリウムに使用する瓶」になるのですが、今回はこちらの「丸スキットル・ねこ型」の瓶を使用しました。
今回のレシピで他の瓶を使用するとバランス面で上手くいかない事があるので、今回のレシピでは、こちらの瓶を使用する事をオススメします。
今回のハーバリウムの作り方の工程を紹介
- 瓶底に赤と白の紫陽花の花びらをミックスして入れていく
- 紫陽花の上からふたつのかすみ草をバランスよく入れていく
- シリコンオイルを入れて完成!
今回の作品で行う事はこれだけです笑。
基本的には上の写真のような積み方のイメージで、瓶の中に花材を入れていけばOKです。
②までの工程が終わると以下のような↓
状態になるので、最後に「花材のバランス調整」をした後に、シリコンオイルを入れて作品は完成となります。
「シリコンオイルが合う紫陽花ハーバリウム」の完成品がこちら!
今回のレシピの最終的な完成品がこちらになります。
やはりポイントは、「アンティークプリザのかすみ草を入れる」という事です。
この花材があるおかげで、「瓶底の紫陽花の強い色味に負けないで全体のバランスが整う」状態が実現されます。
上の写真のように本当にちょっとした事なのですが、「アンティークプリザ」が非常に良いアクセントとなってくれるレシピとなっています。
また、猫瓶なので以下のように↓
傾けてインテリアとして置いておく事も可能です!
スマホ用参考写真がコチラ!
スマホの方はこちらの写真を参考にしてみてください。
こちらは、オイルを入れてから時間が経過した状態の写真になります。
このように、紫陽花の色味に若干の変化がありますので(※赤の色味がこってりと若干濃くなる感じです)、こちらの時間経過した写真も合わせて色味の参考にしてみて下さい。
寿命が長く色落ちが少ない「紫陽花ハーバリウム」を作りたい時には、このレシピがオススメ!!
いかがだったでしょうか?
今日は、『シリコンオイルが合う紫陽花ハーバリウムの作り方とレシピ』について紹介してきました。
今回のレシピは、『紫陽花ハーバリウムの色落ちをできるだけ少なくして長く楽しみたい!』という方や、『難しいテクニックも使わず簡単に作れて、花材にもあまりお金をかけたくない』という方にオススメのレシピとなっていますので、ぜひ試してみて下さい!
それでは今日はここまでです。
ではまた!
今回のレシピのキーとなる花材がこちら!
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今回のレシピの発展系のハーバリウムを紹介した記事がコチラ!
今回のレシピにシルバーデージーを加えて、「よりゴージャスにしたハーバリウム」のレシピ紹介の記事がこちらになります。
「花材の配置」についてかなり丁寧に説明してあるので、この記事が気に入った方は、ぜひこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』