どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は、『大容量系のハーバリウム用オイルの漏れや注ぎにくさを改善するひとつの方法』を紹介していこうと思います。
皆さんの中にも、『大きなハーバリウムオイルを買ってみたけど、注ぎにくくて困っている』方や、『オイルを買ってみたんだけど、地味にオイルが漏れたりこぼれたりしてしまって大変汗。できれば改善策と、漏れたオイルの後片付けの方法を知りたい!』と思われた方がいるかと思います。
今日の記事は、そんな方達に向けての自分なりの回答となっているので、困っている方にぜひ読んで頂きたいなと思います。
色々な商品を買って実験してみた結果となりますので、参考になるかと思います。
ではどうぞ!
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目次
- 1 【はじめに】今回する話は、瓶の中にオイルを注ぐ時の話ではありません
- 2 アタッチメントを取り付けるというひとつの解決策
- 3 なぜかポリタンク系のオイル容器には取り付け出来なかった話
- 4 ポリタンクのオイル容器用に、別のアタッチメント(べろ)を購入
- 5 【オイルの清掃と後片付けはコレ!】ハーバリウム用オイル関係の後片付けは、中性洗剤で行いましょう!
- 6 【最後に】元々値段が安い商品なので、もしかしたら個体差があるかも…
- 7 注ぎやすい容器に変えて、気分良くハーバリウムを作りましょう!
- 8 今日紹介したオイルとアタッチメントノズルのオススメの組み合わせ
- 9 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
【はじめに】今回する話は、瓶の中にオイルを注ぐ時の話ではありません
今回する話は、上の写真のような『ハーバリウム用オイルを瓶の中にどうやって注ぐのか?問題』についての話ではありません。
※こちらの『瓶の中にどうやってオイルを注ぐのか?』については、以下の過去記事で特集していますので、そちらを参照してみてください↓↓↓
改めて今回する話というのが、以下のような↓
『大容量系のハーバリウムオイルを買ってみたけど、そもそもこういう容器って注ぎにくいよね汗。みんなはどうやってこういうポリタンクとか一斗缶系の容器からオイルを注いでいるのだろう?』という問題について考えていきます。
ここでいう“一斗缶系”とは、有名所だと以下のような↓
信越の粘度300のシリコーンオイルとかの事を指します。
(※色々な粘度があるので、その中でもハーバリウムに使うのは粘度300のオイルがオススメです。ハーバリウム専用商品ではないですけどね笑)
これなんかは、見るからに注ぎ辛そうですよね汗。
今日はこのふたつのオイルを例にとり、注ぎやすさの改善方法を紹介していきます。
アタッチメントを取り付けるというひとつの解決策
今回オススメしたい解決策は、『上の写真のようなアタッチメント(蛇口)を別に購入して、容器の注ぎ口に取り付けてノズルにしてしまってから注ぐ』という方法です。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
最初に購入した注ぎ口(べろ)がこちら!
自分が最初に購入したのがこちらのアタッチメントノズルでした。
径の長さは、40mmになります(←ここが大切!)
正直これ系の似たような商品は数多く売られていたのですが、なぜかこれだけが送料無料で購入できたので、自分はこれを購入しました。
(※他のアタッチメントは商品代金に加えて、送料がプラスで500円とか600円くらいかかってしまうのでかなり割高になります。)
【取り付けの前に】一斗缶系のシリコーンオイルの開封の仕方を紹介!!
いきなりアタッチメントを取り付けてもいいのですが、こちらの一斗缶の容器は開けるのが少し複雑なので、その開け方も少し解説しておきます。
ハーバリウム専用ではありませんが、地味に使っている人が多いシリコンオイルとなっているので、参考にしてみてください。
まずは上の写真のように、白い部分を上に引き出して上に引っ張っていきます。
そうする事で白い部分が取れて、以下のような状態になるので↓
今度はこのキャップ部分を“下に”押していきます。
※ここで通常ならシルバーのキャップ部分を“上に”引き上げるのが普通だと考えてしまいそうですが、ここでは“下に”押していきます。
下に押す事でシルバーのキャップ部分が取れるので、今度は以下のように↓
再び透明なキャップが出てくるので、これも上に引き上げます。
こうする事で全てのキャップを取り外し、オイルを注ぐための準備が完了しました。
アタッチメントはこの状態で取り付けていく事になります。
ちなみに、これまで3つのキャップを取り外してきましたが、保管のために必要なアイテムですので捨てないように気をつけましょう!
アタッチメントを一斗缶系のオイルに取り付け!
それではアタッチメントを取り付けてみましょう!
やる事はアタッチメントをはめるだけでOKです。
少しはめるのに力が入りましたが、このように見事にアタッチメントを装着できました!
実際に注いでみると?
アタッチメント装着後に、実際にオイルを注いでいる時の状態がこちらになります。
夢にまで見たようなオイルの注ぎやすさがそこにはありました笑。
めちゃくちゃいいですよ、これ。
注いでみてこぼれとか、漏れとかはなかった?
実際に、上の写真のような取り付け部分からオイルの漏れが出てしまいそうに感じていましたが、それは全くの杞憂で、今回のケースだと少しも漏れる事なく普通に使用する事が出来ました。
しかもこれ、取り外しもほぼワンタッチみたいなものですし↓
後片付けもめちゃくちゃ簡単です。
なぜかポリタンク系のオイル容器には取り付け出来なかった話
先ほどの蛇口のアタッチメントを、今度はこちらのポリタンク系のハーバリウム用オイルに取り付けようとしたのですが、それがなぜか出来ませんでした汗。
原因は不明です。
径の長さは40mmで合ってるはずなんですけどね^^;
このようにキャップを開けて、そこの部分にアタッチメントをつけようと思っても↓
全然ハマってくれません。
無理やり力を入れてはめようとすると蛇口が変形してしまうので、こちらの組み合わせはオススメ出来ません。
ポリタンクのオイル容器用に、別のアタッチメント(べろ)を購入
先ほど、一斗缶系のハーバリウム用オイル容器の注ぎ口の問題は解消されました。
今度はポリタンク系のハーバリウム用オイル容器の注ぎ口の問題を解決していきましょう!
今度自分が購入してみたのは、こちらのアタッチメントになります。
少し安っぽいですが笑、これはうまくいくでしょうか?
ポリタンク系のオイル容器にアタッチメントを取り付けてみる!
それでは、ポリタンク容器にアタッチメントを取り付けていきましょう!
装着するとこんな感じになります。
かなりしっかりとハマってくれているので、やはり径の長さは40mmのようですね。
(なのに、最初の蛇口がハマらなかったのはなぜ…汗)
実際に注いでみると?
アタッチメント装着後に、実際にオイルを注いでいる時の状態がこちらになります。
見た目からしてめちゃくちゃ注ぎやすいのが伝わるかと笑。
実際にかなり注ぎやすかったです!
注いでみてこぼれとか、漏れとかはなかった?
実際に、オイル容器のキャップとアタッチメントの境界部分から微妙にオイルが漏れました。
ただし、本当に少しの量だったので全然許容できるレベルだと思いましたね。
注ぎやすさの事を考えると、“使わないよりは全然良い!”といった感じです。
【※追記】ホームセンターでも似たようなアタッチメント(べろ)が売っていました!
先ほどはネット通販で購入できるアタッチメントを紹介しましたが、たまたまホームセンターを見てみたら普通にアタッチメント(べろ)が売っていました。
しかも60円くらいで購入できて、オイルのアタッチメントとして普通に使えました。
ですので、値段に関してはホームセンターで購入する方が安いのかなと思います。
もしホームセンターでこの商品を探す時は、この写真を店員に見せるなりして径の長さが「40mm」の商品を探してみてください。
【オイルの清掃と後片付けはコレ!】ハーバリウム用オイル関係の後片付けは、中性洗剤で行いましょう!
最後に、ハーバリウムオイル関連の「後片付けや清掃」について説明して、この記事を終わりにしたいと思います。
こういったハーバリウムオイルの後片付けには、「中性洗剤」を使用して残ったオイルを拭き取っていくのがオススメです。
自分の場合は、こちらの中性洗剤のクリーナーとティッシュやウェス(※工業用のキッチンペーパーのようなものでホームセンターで売っています)、ハーバリウム用に買ったけど使ってないロングピンセットを使用して後片付けを行なっています。
こういった感じですね。
【シリコンオイルに関しては中性洗剤はちょっと微妙…】シリコンオイルの清掃は、シリコンクリーナーがオススメ!!
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『シリコンオイルに関しては中性洗剤だとちょっと落ちにくいので、シリコン専用のクリーナーを使うのがオススメ!!』
先ほどは中性洗剤がオススメと言いましたが、実は「シリコンオイルは中性洗剤だとちょっと落ちにくい」んですね。
ですので、シリコンオイルの清掃に関しては、こちらの「シリコンクリーナー」をオススメします。
一応、自分の中での使い分けは以下の通りです。
- 「ミネラルオイル」を清掃するとき⇒「中性洗剤」を使用
- 「シリコンオイル」を清掃するとき⇒「シリコンクリーナー」を使用
また、以下のような↓
ハーバリウム瓶の拭き取りに関しても同様に、「中性洗剤」と「シリコンクリーナー」を使い分けて瓶を拭いています。
こんな感じですね。
ただしこちらの中性洗剤は、微妙にグリーンハーブの香りがついてしまっているので、気になる方はこの中性洗剤を使って瓶を拭かない方が良いかと思います。
(※拭いた後の時間経過によって、ほとんど香りは消えていきますのであまり神経質になる必要はないかと思いますが…)
こちらも合わせて、参考にしてみてください。
【※更に掘り下げ】アタッチメントはオイルの種類ごとに使い分けた方が良いかも
ここからは更に掘り下げていこうかと思うのですが、今回紹介したアタッチメントは『ミネラルオイルならこれ』、『シリコンオイルならこっちのアタッチメント』というように、オイル毎に別々のアタッチメントを使われるのをオススメします。
理由としては、以下のように↓
ミネラルオイルとシリコンオイルの性質として、両方が混ざるとこのように白く濁ってしまうんですよね。
ですので例えば、アタッチメントの後片付けが少しだけいい加減で、オイルがちょっとだけ残ってしまったとします。
その状態で違う種類のオイルに触れることによって白く濁ってしまい、ハーバリウム作品がダメになってしまう可能性があるんですよね汗。
オイルや花材自体の値段も高いですから、こういったミスはなるべく起こさない方が良いでしょう。
というわけで、アタッチメントはオイルの種類毎に異なるものを使うのをオススメします!
【最後に】元々値段が安い商品なので、もしかしたら個体差があるかも…
最後に一つだけ注意として申し上げておきたいのは、これらのアタッチメントの値段が数百円くらいの安価な商品のため、商品に個体差がある可能性があるという事です。
例えば、この記事で漏れないと書いたけどある人の所では漏れるかもしれませんし、その逆も然りで、この記事で漏れたと書きましたが、違う人の所では漏れない商品が届くかもしれません。
もしこれらの商品を買う場合は、こういった個体差をある程度了承した上で商品を買われる事をオススメします。
また、今回紹介したオイル以外にアタッチメントを取り付ける場合は、おそらく径が40mmのアタッチメントノズルを購入すれば問題はないかと思いますが、確実にアタッチメントが容器にハマるかどうかの保証はできませんのでご了承ください。よろしくお願いします。
注ぎやすい容器に変えて、気分良くハーバリウムを作りましょう!
いかがだったでしょうか?
ここまで事細かに説明してきましたが、最終的な自分なりの結論として、“注ぐのに困っているのなら、早く使った方が良い!”と、自分は思っています。
特に、『ハーバリウムのオイルは注ぎづらいなぁ〜』と感じていた人にとっては、かなり役に立つ情報だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ではまた!
今日紹介したオイルとアタッチメントノズルのオススメの組み合わせ
その①:信越のシリコンオイル(粘度300)と蛇口
その②:ポリタンクのミネラルオイルとベロ
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』