どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は、自分が過去に紹介した「ハーバリウムオイルを入れる時に使用するジョウロ」の具体的な洗い方について解説していきたいと思います。
そもそも
『ハーバリウムオイルを入れた後の後片付けとか、ハーバリウムの関連道具をどうやって洗っているのか?』
等、地味に気になっている人も多いと思うので、あくまで自分が行なっている方法の解説になるのですが、参考にして頂ければ幸いです。
また、この記事を書くことによって、自分が紹介したジョウロを多くの人がより安心して購入できる事にも繋がると思っていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
ではどうぞ!
(※洗い方だけ知りたいという方は、以下の目次の「4の項目」から読まれる事をオススメします。)
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目次
- 1 【はじめに】今回紹介する洗い方が、『絶対的な正解!』という訳ではないのでご注意下さい!
- 2 今回の記事で洗い方を解説するジョウロがこちら!
- 3 ジョウロを洗う時に用意するもの
- 4 ハーバリウムオイルを入れる時に使うジョウロの洗い方の解説
- 5 〜ここからは台所(キッチン)の流し台で作業を行なって下さい〜
- 5.1 その④:水をジョウロの中に少しだけ入れる!
- 5.2 その⑤:手でジョウロを抑えながらシェイクして汚れを落とす!
- 5.3 その⑥:ある程度シェイクをした後に、水を牛乳パックの中に捨てていく!
- 5.4 その⑦:『水を少量入れる⇒シェイク⇒牛乳パックに水を捨てる』の工程を、後2回ほど繰り返す!
- 5.5 その⑦:『水を少量入れる⇒シェイク⇒流しに水を捨てる』の工程を、後2回ほど繰り返す!
- 5.6 その⑧:ジョウロを干して乾かす!
- 5.7 その⑨:牛乳パックの中の水を吸いとるために、牛乳パックの中に新聞紙を詰め込む!
- 5.8 その⑩:牛乳パックに新聞紙を詰めてOKだと思ったら、養生テープ(※ガムテープでもOK!)をかなり頑丈に巻いて、牛乳パックに封をする!
- 5.9 その⑪:清掃に使用したロングピンセットを、洗剤スプレーとキッチンペーパー等を使いながら洗う!
- 6 【さいごに】清掃で一番怖い事は、「ミネラルオイルとシリコンオイルが変に混ざってしまう事!」
- 7 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
【はじめに】今回紹介する洗い方が、『絶対的な正解!』という訳ではないのでご注意下さい!
これから「ハーバリウムオイルを入れる時に使用するジョウロの洗い方」について解説していくのですが、この洗い方が絶対的な正解だと言うつもりはないのでご注意下さい。
あくまで「やってはいけない事(※オイルをキッチンの流し台に流してはいけない等)」を全て加味した上で、「自分が行なっているジョウロの洗い方」の解説をこれから行なっていきます!
今回の記事で洗い方を解説するジョウロがこちら!
今回の記事で洗い方を解説するジョウロがこちらになります。
具体的には、以下のような感じで↓
ジョウロにハーバリウムオイルを入れて瓶の中に注いでいく流れとなるのですが、こちらのジョウロの使い方やオススメポイントに関して詳しくは、以下の過去記事を参照して下さい。
ジョウロを洗う時に用意するもの
ジョウロを洗うときに用意するものは、以下の4つの商品になります。
- ウェス(※キッチンペーパー等でもOK!)
- 洗剤のスプレー(※オイルによってスプレーを使い分ける!)
- 先曲がり型ロングピンセット(※格安の商品をひとつ購入して掃除専用としてしまう方がオススメ!)
- 牛乳パックの空ボトル(※普段から貯めておきましょう!)
こちらですね。
その①:ウェス(※キッチンペーパー等でもOK!)
まずひとつ目に紹介する道具が、こちらの「ウェス」という商品になります。
この商品は簡単に言ってしまえば、「工業用オイルをふくためのキッチンペーパー的なアイテム」となっていて、オイルの拭き取りをする時に非常に便利な存在なんですね。
普通にホームセンターでも購入可能です。
ただし、「ウェス」自体が地味に値段が高めなので汗、家にある「キッチンペーパー」を代わりに使うのでもOKです。
下手な所にお金をかけるくらいだったら、花材や道具にお金をかけた方が良いですもんね。
その②:洗剤のスプレー
洗剤のスプレーに関しては、ハーバリウムオイルの種類の違いによって使い分けていく必要があります。
具体的には、以下のように↓
- 「ミネラルオイル」を使用した時⇒「中性洗剤のスプレー」を使用!
- 「シリコンオイル」を使用した時⇒「シリコンクリーナー」を使用!
洗剤スプレーを使い分けていきます。
「ミネラルオイル」拭き取り用の洗剤スプレーがこちら!
ミネラルオイルを拭き取る時には、こちらの「中性洗剤のスプレー」を使用していきます。
こちらは、スーパーやデパートで普通に購入可能な商品となっています。
「シリコンオイル」拭き取り用の洗剤スプレーがこちら!
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シリコンオイルを拭き取る時には、こちらの「シリコンクリーナー」という商品を使用していきます。
『こんなアイテム、購入してられないよ!!』という人もいるかと思うので補足しておくと、先ほど紹介した「中性洗剤のスプレー」でも「シリコンオイル」を落とせなくはないです。
ただし…
『ものすごく落とすのが大変…汗汗』という事だけは覚悟しておくと良いかと汗。
その③:先曲がり型ロングピンセット(※格安の商品をひとつ購入して掃除専用としてしまう方がオススメ!)
掃除をする時には、上の写真のような「先曲がり型のロングピンセット」があると便利なので、こちらも用意しておく事をオススメします。
「先曲がり型のロングピンセット」を用意する時は、例えば以下のように↓
100均のセリアで買えるロングピンセットを購入するのでもいいですし、以下のような↓
「中国から直送されるロングピンセット」を購入するのでもいいので、とにかく「掃除専用」として「先曲がり型のロングピンセット」を用意してしまう事をオススメします。
(※花材を入れる時に同じピンセットを使用していたら、花材に洗剤の残りが付着してしまう可能性があり、悪影響を避けるため)
その④:牛乳パックの空きボトル(※普段から貯めておくと良い!)
最後に「牛乳パックの空きボトル」も用意しておいて下さい。
これは「ハーバリウムオイルをキッチンの流しに捨てる事が出来ない」ために使用していきます。
ですので、普段から牛乳パックの空きボトル(※中身をよく洗う)を貯めておくのがオススメです。
ジョウロを洗うために使用する道具は、この4つになります。
ハーバリウムオイルを入れる時に使うジョウロの洗い方の解説
それでは、実際の「ジョウロの洗い方」を見ていきましょう!
具体的には、「ハーバリウムオイルを瓶の中に入れ終わってハーバリウム作品も完成し、あとは後片付けだけ」というシチュエーションから、洗い方を解説していきます。
その①:「ジョウロの中に残ったハーバリウムオイル」を、空いた牛乳パックの中に入れていく!
まずはじめは、上の写真のように「ジョウロの中に残ったハーバリウムオイル」を空いた牛乳パックの中に入れていきましょう!
以下のように↓
「ジョウロの中にほとんどオイルが残っていない状態」にして下さい。
その②:ジョウロの中に「洗剤スプレー」をかける!
オイルを流し終わった後は、ジョウロの中に「洗剤スプレー」をかけていきます。
使用する「洗剤スプレー」は、最初の方で解説した通り、オイル毎に使い分けて下さいね。
【ここでポイント!】洗浄スプレーは、ジョウロの「注入口」からも入れていきましょう!
ジョウロの細い「ノズル部分の中」も洗浄したいので、上の写真のように、ジョウロの注入口からもスプレーをかけていきましょう!
その③:ジョウロの中にキッチンペーパー等を入れて、ロングピンセットを使いながらふいていく!
洗剤スプレーをかけると、上の写真のような状態になるので、ウェスやキッチンペーパーをこの中に入れて↓
用意した「先曲がり型ロングピンセット」を使いながら、ジョウロの中をふいていきます。
こんな感じにピンセットを使いながら、ふいていって下さいね。
ふいていると、以下のように↓
キッチンペーパーがダメになってくるので、そうしましたら、以下のように↓
使い終わったキッチンペーパー等は、用意した牛乳パックの中に入れてしまって下さい。
そして再び新しいキッチンペーパーを用意して…という流れを3or4回ほど行なっていきます。
そうすると、以下のように↓
これくらいオイル汚れが落ちている状態になります。
ただし、この状態だと「洗剤スプレーの残り」が非常に多く残っている状態となっているので、作業はまだ完了ではありませんのでご注意ください。
そして、ここからは「台所(キッチン)の流し台」で作業を行なっていきます。
〜ここからは台所(キッチン)の流し台で作業を行なって下さい〜
ここからは後片付けの場所を変更して、「台所(キッチン)の流し台」で作業を行なって下さい。
その④:水をジョウロの中に少しだけ入れる!
場所を台所(キッチン)に移したら、上の写真のように、ジョウロの中に「少量の水」を入れて下さい。
ここで水を入れ過ぎると後々面倒になるので、あくまで上の写真のように「少量」というのがポイントになります!
その⑤:手でジョウロを抑えながらシェイクして汚れを落とす!
突然のGIF動画でビビらせてしまい申し訳ありません汗。
水を入れた後は、上の写真のように手で押さえながらシェイクして汚れを落としていきます。
(※台所で作業をしていませんが、これはあくまで撮影の都合上の話ですので、皆さんは台所の流しで作業をして下さいね)
その⑥:ある程度シェイクをした後に、水を牛乳パックの中に捨てていく!
ある程度シェイクをした後は、上の写真のように、牛乳パックの中に水を捨てていきましょう!
ここで、『何で流しに捨てないで牛乳パックに捨ててるの?』と思う方もいるかもしれませんが、これは最初のシェイクの段階だと「ハーバリウムオイルの成分」がジョウロ内に残っている可能性があるためです。
ですので、「ハーバリウムオイルをキッチンに流さない」ためにも、「最初の数回分でシェイクした水」は牛乳パックの中に入れていって下さい。
その⑦:『水を少量入れる⇒シェイク⇒牛乳パックに水を捨てる』の工程を、後2回ほど繰り返す!
お次は、その④から⑥までの『水を少量入れる⇒シェイク⇒牛乳パックに水を捨てる』の工程を、後2回ほど繰り返し行なって下さい。
ここまで行うと、以下のように↓
ジョウロはかなり綺麗な状態になっています。
その⑦:『水を少量入れる⇒シェイク⇒流しに水を捨てる』の工程を、後2回ほど繰り返す!
ここまでジョウロがきれいになった後だと、「ハーバリウムオイルを流しに捨ててはいけない問題」がほとんど関係なくなりますので、最後の仕上げとして『水を少量入れる⇒シェイク⇒流しに水を捨てる』を、後2回ほど行なっていきましょう!
ここまで来たら、牛乳パックではなく流しに直接水を捨ててしまってOKと言えるでしょう!
(※ただし、ジョウロの中がまだ汚れている感じだったり、心配な人は引き続き牛乳パックの中に水を入れていって下さい。牛乳パックがあふれないように注意する必要がありますが汗。)
ここまで済んだら、ほぼジョウロの清掃(後片付け)は完了です。
その⑧:ジョウロを干して乾かす!
ここまでの工程を済ませると、上の写真のように、ジョウロが濡れている状態になっているので、外で干して乾かしていきます。
自分はいつも、ジョウロの持ち手の部分に洗濯ばさみをはさんで、服の様に干して乾かしています。
完全に乾かしたら、ジョウロの清掃は完了となるので、次回から普通にハーバリウムオイルを入れて使っていく事が可能です。
また、次回使う時までにホコリが入ってしまうのが気になるという方は、以下のように↓
干して乾かした後に、ラップをかけてホコリが入らない様にしておくと良いでしょう。
その時は、注ぎ口にもラップをかける事を忘れずに!
その⑨:牛乳パックの中の水を吸いとるために、牛乳パックの中に新聞紙を詰め込む!
最後に、牛乳パックの後始末を行なっていきます。
ここまでくると、牛乳パックの中に「オイルとかキッチンペーパーや廃棄した水」が入っている状態になっているので、この水分を吸いとる意味で、牛乳パックの中に新聞紙を詰めて、水を吸い取っていきます。
その⑩:牛乳パックに新聞紙を詰めてOKだと思ったら、養生テープ(※ガムテープでもOK!)をかなり頑丈に巻いて、牛乳パックに封をする!
新聞紙を充分に詰め込んで、いい感じに水分を吸い取ったかなと思ったら、上の写真のように、ガムテープや養生テープ等をかなり頑丈に巻いて、牛乳パックにふたをしていきましょう!
漏れなどが気になるので、テープは何重にも巻いておく事をオススメします。
テープをし終えたら、後は牛乳パックごと「燃えるゴミ」に捨ててしまってOKです。
(※各自治体によって異なるかもしれませんが、ほとんどの場所では「燃えるゴミ」扱いでOKだと思います。ほぼベビーオイルのようなもの+水と紙にすぎませんので)
その⑪:清掃に使用したロングピンセットを、洗剤スプレーとキッチンペーパー等を使いながら洗う!
最後に、清掃に使用した「先曲がり型のロングピンセット」を用意した洗剤スプレーとキッチンペーパー等で洗って、後片付けは終了となります。
また、以下のような↓
『大容量系のハーバリウムオイル容器に使える注ぎ口のベロも使ったよ!』という方は、ベロを取り外してピンセットと同様に、洗剤スプレーとキッチンペーパー等でふき取っていって下さい。
※こちらの「大容量系ハーバリウムオイルに取り付けられる注ぎ口(ベロ)」に関しては、以下の過去記事に詳しい事がまとまっているので、気になった人はこちらも合わせて参考にしてみて下さい↓↓↓
【さいごに】清掃で一番怖い事は、「ミネラルオイルとシリコンオイルが変に混ざってしまう事!」
いかがだったでしょうか?
今日は、「ハーバリウムオイルを入れる時に使用するジョウロの具体的な洗い方」について紹介してきました。
さいごに、「自分が紹介した洗い方を実践する・しない」に関わらず、皆さんが押さえておかなければいけないと思うのは、「ミネラルオイルとシリコンオイルが変に混ざったような状態を引き継がない事」だと自分は思っています。
というのも、ミネラルオイルとシリコンオイルが混ざると、上の写真のように、白くにごってしまうので(※元に戻りません汗)、これを避けるための後片付けが重要になってきます。
自分の場合は、ジョウロを「ミネラルオイル用」と「シリコンオイル用」のふたつを用意して対応していますが、皆さんがどんな後片付けをするとしても、「ミネラルオイルとシリコンオイルが変に混ざった状態を作らない様に工夫」しながら、後片付けをされる事をオススメします。
後片付けで変にオイルが混ざって、次回からのハーバリウム作品が変ににごってしまうのでは、もったいないですからね汗。
それでは今日はここまでです。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』