どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日はハーバリウムに使用できる「ドライフラワー」についての記事を書いていこうと思います。
具体的には、ドライフラワーの特徴や知っておくべき長所や短所を厳選し、最後に「ハーバリウムに使えるオススメのドライフラワー」をまとめて紹介していく予定です。
『ハーバリウムを始めてドライフラワーの存在を知ったんだけど、どんな特徴があるのかわからない…』
『ハーバリウムに使えるオススメのドライフラワーを知りたい!』
『プリザーブドフラワーとドライフラワーは、ぶっちゃけどちらを使うのがオススメなのか?』
特に、こう考えた事がある人にオススメの記事構成となっていて、ハーバリウムを実際に作っている人にとって役に立つ実学的な内容を伝えていければ良いと思っていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
ではどうぞ!
スポンサーリンク
目次
- 1 【おさらい】ハーバリウムに使用できる花材の種類はこのふたつ!
- 2 ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「長所」としての特徴
- 3 ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「短所」としての特徴
- 4 【総括】ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「長所と短所」のまとめ
- 5 【ぶっちゃけた質問】『ハーバリウム初心者にとっては、「ドライフラワー」と「プリザーブドフラワー」どちらを使っていくのがオススメなのか?』についての自分の考え
- 6 【定番であり王道!】ハーバリウムにオススメの「ドライフラワー」を厳選して紹介!!
- 7 長所と短所をしっかりと理解して、ドライフラワーとプリザーブドフラワーの使い分けができるようになりましょう!
- 8 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
【おさらい】ハーバリウムに使用できる花材の種類はこのふたつ!
まず最初に、「ハーバリウムで使用できる花材」についておさらいしておきます。
ハーバリウムに使用できる主な花材の種類は、以下の通りです。
- 「プリザーブドフラワー」
- 「ドライフラワー」(※ドライフルーツも含む)
※「造花」に関しては、あえて除きました。
主に、こちらの2種類ですね。
初心者の方はぜひ、この2種類を覚えておきましょう!
【生花は基本的にNG!】『生花はハーバリウムに使えるのかどうか?』について
また、『生花等の生きた花材をハーバリウムに使っても良いかどうか?』という疑問については、生花の場合オイルに入れた後に時間経過で腐ってしまうので、生花をハーバリウムに使用するのはNGです。
ですので、生花は使わないようお気をつけ下さい。
ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「長所」としての特徴
それでは、ハーバリウムでドライフラワーを使う事の「メリット(長所)」や特徴を見ていきましょう!
ドライフラワーの長所その①:花材の種類が豊富!
『ドライフラワーは非常に種類が豊富です!』
ドライフラワーの長所として、「花材の種類が豊富な事」が挙げられます。
これはひとえに、ドライフラワー自体が乾燥させれば完成してしまうという比較的簡単に作りやすいという性質に起因するものです。
ですので、『プリザーブドフラワーはなかったけど、ドライフラワーならある』といった花材が結構あるんですよね。
例えば、以下のような↓
|
シルバーデージー等は、「ドライフラワーはあるけど、プリザーブドフラワーではほとんど見ない」花材の典型だと言えます。
ぜひこの事は覚えておいて下さい。
ドライフラワーの長所その②:価格が安い!
『ドライフラワーは、価格が安いのが特徴です!』
ふたつ目に紹介するドライフラワーの長所が、「価格の安さ」になります。
これに関しても先ほど述べた事と同様に、ドライフラワーは「乾燥させれば完成してしまう」ので、製造するのにそこまでの費用がかからない事が影響しています。
逆に「プリザーブドフラワー」に関しては、生花を専用の液で「脱色」をして、また別の専用液で「染色」をしなくてはいけないので、値段も比較的高めになっています。
ですので、『ドライフラワーは比較的価格が安い』という事も覚えておきましょう!
ドライフラワーの長所その③:プリザーブドフラワーと比べて、より「自然に近い色味」の花材が多い!(※あくまで「多い」というだけで、「全て」ではないのでご注意ください)
ドライフラワーは、上の写真のように「花材がより自然な感じの色味をしている商品が多い」という事も長所として挙げられます。
※もう少し細かいことを言うと、自然な感じの色というよりも「アンティーク調の色味」になる商品が多いといったイメージですかね。
例えば、プリザーブドフラワーの場合は以下のように↓
「脱色→染色」をして色付けを行う影響から、どうしても「単色っぽい色味」の花材が多いです。
そんな中でドライフラワーの多くは、「アンティーク調の自然のままの姿が残る」感じの花材が多いので、『より自然に近い雰囲気のハーバリウムを作りたい!』という人にオススメの花材だと言えます。
ただし、全てのドライフラワーが「アンティーク調の色味」をしているわけではないのでご注意ください。
あくまでも、「全て」ではなく「多い」というだけの話です。
普通に以下のように↓
きれい目な色のドライフラワーも存在していますので、ご安心ください。
(※以下で何点かオススメのドライフラワーを紹介する予定ですので、お楽しみに。)
ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「短所」としての特徴
お次は、ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「デメリット(短所)」を紹介していこうと思います。
個人的には、「長所よりも短所を理解しておく事の方が大切」だと思っているので、ぜひこの短所もしっかりと押さえておきましょう!
ドライフラワーの短所その①:ドライフラワーは、花や茎がポロポロ取れやすい傾向がある…
『ドライフラワーは全体的に、花びらが取れやすいものが多い…』
ひとつ目のドライフラワーの短所として、「花びらや葉の部分がポロポロと取れやすい事」が挙げられます。
これはドライフラワーの製造方法が、「生花を乾燥して作られる」という事に大きく影響しているのだと思います。
ですので、特に「ピンセットを使って瓶の中に花材を入れるのが苦手な初心者の方」は、ドライフラワーよりも花びらや葉っぱが丈夫な「プリザーブドフラワー」を使用する事をオススメします。
(※ドライフラワーの場合、瓶の中に花材を入れている途中で花びらが取れたりしやすいので…)
ドライフラワーの短所その②:ドライフラワーは、花材が浮きやすい…
『ドライフラワーの方がプリザーブドフラワーよりも花材が浮きやすい』という事も、ドライフラワーの短所として知っておきましょう!
あえて花材が浮いているハーバリウムを作りたい時は特に問題はないのですが、ドライフラワーを使って「瓶底にしっかりと花材がくっついている」ような見た目のハーバリウムを作りたい時は、特殊な処理(or加工)をする必要が出てきます。
ですので、こういった短所から考えても「ドライフラワーを多用したハーバリウム」というのは、ある意味で「上級者向けのハーバリウム」と言っても良いかと思います。
【もっと詳しく知りたい!】「ハーバリウムの花材の浮き」に関しての情報はコチラ!
『ハーバリウムの花材の浮きに関してもっと詳しく学びたい!』という方は、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
ドライフラワーの短所その③:ドライフラワーは、単色系のハッキリとした色合いを出すのが苦手…
3つ目の短所が、「ドライフラワーは単色系のはっきりとした色合いを出すのが苦手」という事になるのですが、これは先ほど紹介した長所のコインの表と裏の関係になりますね。
どうしても「乾燥で作られる」ドライフラワーは、先ほど紹介した以下のプリザーブドフラワーのような↓
「単色系の色の花材」のバリエーションがもの凄く少ないです。
ですので、ぜひ皆様には「ドライフラワー」と「プリザーブドフラワー」の使い分けを覚えて頂いて、それぞれの短所を補うような組み合わせのハーバリウムを目指して欲しいなと思っています。
【総括】ハーバリウムに使える「ドライフラワー」の「長所と短所」のまとめ
【長所】
- 花材の種類が豊富!
- 価格が安い!
- 「より自然に近い感じの色」の花材が多い!
【短所】
- 花びらや茎の部分がポロポロと取れやすいものが多い
- 花材が浮きやすい
- 単色系のはっきりとした色合いを出すのが苦手
こちらがここまでの内容のまとめになります。
【ぶっちゃけた質問】『ハーバリウム初心者にとっては、「ドライフラワー」と「プリザーブドフラワー」どちらを使っていくのがオススメなのか?』についての自分の考え
ハーバリウム初心者の方で、『ぶっちゃけ「ドライフラワー」と「プリザーブドフラワー」のどちらがハーバリウムにオススメですか?』と疑問に思っている方もいると思うので、ここで自分の考えを伝えておきたいと思います。
自分は圧倒的に「プリザーブドフラワー」の方をハーバリウムに使うことをオススメします。
もちろん「プリザーブドフラワーがなくてドライフラワーしかない」花材に関しては、ドライフラワーを使っていく事になるのですが、特に初心者の方に対しては、「プリザーブドフラワー」を多用してハーバリウムを始める事がオススメですね。
【最大のオススメ理由!】プリザーブドフラワーは「丈夫で花材が浮きにくい」!
プリザーブドフラワーを初心者の方にオススメする最大の理由は、プリザーブドフラワーが「花材が丈夫で(ちょっと触ってもポロポロと取れない)浮きにくい」という性質を持っている為です。
確かに、「プリザーブドフラワーの方がドライフラワーよりも高価で買いづらい」という事は間違い無いのですが、初心者にとっては圧倒的に使いやすく、きれいなハーバリウムを作りやすいのが「プリザーブドフラワー」だと思いますので、初心者の方は特に初めのうちは「プリザーブドフラワー」でハーバリウムの経験を積んでいく事をオススメします。
そして、ある程度ハーバリウムに慣れてきたあたりで「ドライフラワー」に手を出していくのが良いでしょう!
【定番であり王道!】ハーバリウムにオススメの「ドライフラワー」を厳選して紹介!!
それでは最後に、ハーバリウムに使われるドライフラワーの中で、『この花材は絶対に押さえておけ!』と断言できるくらいの王道のドライフラワーを3点紹介して、この記事を終わりにしたいと思います。
こちらも合わせて参考にしてみて下さい。
ハーバリウムで定番の「ドライフラワー」その①:シルバーデージー
|
ひとつ目に紹介したい定番の「ドライフラワー」が、こちらの「シルバーデージー」になります。
こちらは謂わば「ハーバリウムの花形的ポジションに位置するような花材」で、「ハーバリウム界のスター」と言っても良いかもしれません笑。
それくらい華がある花材なんですよね。
「シルバーデージー」を使用したハーバリウムの一例がこちら!
「シルバーデージー」を使用したハーバリウムの一例がこちらになります。
この何と言いますか…
『ファサ〜〜感』が絵面的にも映えますし、すごく存在感があってオススメの花材なんですよね。
また、上の写真のような変則的なパターンでシルバーデージーを使う事も可能になっています。
【もっと詳しく知りたい!】「シルバーデージー」についての情報はコチラ!
『シルバーデージーに関してもっと詳しく学びたい!』という方は、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
ハーバリウムで定番の「ドライフラワー」その②:ヘリクリサム
|
お次に紹介したい定番の「ドライフラワー」が、こちらの「ヘリクリサム」になります。
個人的に一番「ヘリクリサム」で見て頂きたいのが、その「発色の良さ」についてです。
特に「イエロー」のヘリクリサムに関しては、以下のように↓
『これでドライフラワーなの!?』という言葉が自然に出てしまうくらい「花材の発色が良い」所がとにかく魅力的です。
ですので、もしヘリクリサムデビューをしたい方は、まずは「イエロー」から手を出してみると良いかと思います。
また、以下のように↓
「オレンジ」のカラーも、なかなか渋さがあってオススメです。
このように、ヘリクリサムは「ドライフラワーで発色の良い花材を求めている方」にオススメと言えますので、ぜひこの花材も押さえておきましょう!
「ヘリクリサム」を使用したハーバリウムの一例がこちら!
「ヘリクリサム」を使用したハーバリウムの一例がこちらになります。
ぜひ「発色の良さ」に注目して、こちらのハーバリウムを眺めてみてください。
【もっと詳しく知りたい!】「ヘリクリサム」についての情報はコチラ!
『ヘリクリサムに関してもっと詳しく学びたい!』という方は、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
ハーバリウムで定番の「ドライフラワー」その③:スターフラワー
|
最後にオススメしたいドライフラワーが、こちらの「スターフラワー」になります。
スターフラワーの最大の魅力は、「花がかわいいのに量が多く値段も安い」という所です。
上の写真を見てもらえばわかるのですが、ひとつの商品を購入するだけでこれだけ多くの花が手に入る事自体珍しく、それに加えて値段も安いんですよね。
そういった意味において、スターフラワーは非常に「コスパの良い花材」だと言えるでしょう!
「スターフラワー」を使用したハーバリウムの一例がこちら!
「スターフラワー」を使用したハーバリウムの一例がこちらになります。
「スターフラワー」のオススメの使い方は、上の写真のように、「同系色のカラーでまとめて、花材の情報量を増やす」方向でスターフラワーを使用するのがオススメです。
長所と短所をしっかりと理解して、ドライフラワーとプリザーブドフラワーの使い分けができるようになりましょう!
いかがだったでしょうか?
今日は、ハーバリウムに使う事ができる「ドライフラワーの長所や短所や特徴、そしてオススメの花材」についてまとめてきました。
どれも知っておくと良い情報ばかりですので、ぜひあなたのハーバリウム作りに役立ててみて下さい!
次回は同じテーマで、「プリザーブドフラワーの長所や短所」についてまとめていきますので、お楽しみに!
それでは今日はここまでです。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』