どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は『濃い色のあじさいをワンポイントで使用したオススメのハーバリウムの作り方』を紹介していきます。
具体的には、「紫陽花の花びらを蝶々(チョウチョ)のように見せる作品作り」のテクニックを、レシピや作り方を通して解説していく予定です。
『ただでさえ値段の高いハーバリウム用紫陽花を、出来るだけ効率よく上手に使っていきたい』
これはハーバリウムをやっている人なら、誰しもが抱えている悩みだと思います。
今回紹介するテクニックで、あなたは「濃い色の紫陽花を有効に使うひとつの方法」を知る事が出来ます。
この事は最終的に、「紫陽花を効率よく使うためのノウハウ」となって、あなたのハーバリウム作りの支えとなってくれると思いますので、ぜひ今回の記事をあなたのハーバリウム作りに活かしてみて下さい!
ではどうぞ!
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目次
【まず先にこちらの過去記事から読んでみて下さい!】今回は、「ユニットでカラーデザインする手法」でハーバリウムを作っていきます!
『あじさいとかすみ草のオススメの組み合わせ方をご存知ですか?』
今回の記事では、こちらの過去記事で紹介した「ユニットで作るハーバリウム」の考え方を用いて作品を作っていきますので、まだこの記事を読んでいない方はぜひこちらの過去記事から読んでみてください。
【花びらを蝶のように見せる!】濃い色のあじさいの花びらを有効に活用するためのレシピ
上の写真のハーバリウムが、今回紹介するレシピのオイルを入れる前の完成品となります。
今回はこのハーバリウム作品の作り方を解説していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
特に、『濃い色のあじさいの花びらを活かしたハーバリウムを作りたい!』と考えている人にオススメです!
※今回のレシピでは「濃いピンクのあじさいの花びら」を使って作品を作りましたが、ピンク以外にも青とか赤・紫などの濃い色の紫陽花だったら何でもOKですので、覚えておいて下さい。
メインとなるハーバリウム花材の紹介
その①:プリザーブドフラワーのあじさい(白)
まずひとつ目に使用する花材は、皆さんお馴染みの「プリザーブドフラワーのあじさいのホワイト」になります。
ホワイトと言っても、ミネラルオイルが染み込む事で透明になるので、今回のレシピの場合だと「透明感を演出するため」にこちらの花材を使用していきます。
また、この花材について詳しく知りたい方は、以下の過去記事で詳しく紹介してありますので、気になった方はこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
その②:プリザーブドフラワーのミニかすみ草(白)
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お次に必要な花材は、プリザーブドフラワーのかすみ草(白)になります。
こちらもあじさいの白同様に、透明感を演出するのに欠かせない材料です。
「自分がオススメするプリザーブドフラワーのかすみ草(白)」については、以下の過去記事で詳しくまとめてありますので、気になった方はこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
その③:濃い色のプリザーブドフラワーのあじさい(※今回はピンクを使用)
このレシピでは、こちらの「ピンクのあじさいの花びら」が主役となってきます。
また、今回はピンクを使用しましたが、濃い色のあじさいだったら何でもOKです!
ぜひ自分の好きな色のあじさいを使ってみてください!
※『薄い色の紫陽花を使うとどうなるの?』と思う方もいるかと思いますが、オイルを入れた後に薄くなっていく関係で、今回のようにワンポイントで魅せる系のレシピにおいては、薄い色の紫陽花を使う事はオススメ出来ません。
その④:使用するハーバリウムの瓶
今回使用したハーバリウムの瓶は、ド定番の200ccの円柱型の瓶を使用しました。
高さは約21㎝くらいのお馴染みの形となっています。
「いつも自分が使用しているハーバリウム瓶」については、以下の過去記事で詳しくまとめてありますので、気になった方はこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
ハーバリウムを作り始める前の下準備
【ここが一番のポイント!】濃い色のあじさいの花びらは状態の良いものを使おう!
『花びらがデザインの主役となるので、花びらは出来るだけ形の良いものを選んで使っていきましょう!』
今回のハーバリウムレシピにおいての最大のポイントが、こちらになります。
実際にあじさいの花びらをよく見てみると、上の写真のように花びらが欠けてしまっていたり、枯れていたりする花びらがあるんですよね。
ですので今回は、必ず以下のような↓
状態の良い紫陽花の花びらだけを選別して、作品に使っていきましょう!
※状態の悪い花びらがひとつでも入っていると、それだけで作品の見栄えが悪くなってきますので注意が必要です!
【さらに有効に花びらを活用するためのアドバイス!】ちょっとくらい状態の悪い花びらだったら、手で修正できる可能性あり!!
こういうちょっとだけ花びらが閉じてしまっているような場合は、手で調整する事で花びらの状態が良くなるケースがあります。
例えば以下のように、花びらが破れないように少しずつ手で広げていく事で↓
このように状態の良い花びらに見せる事が出来ますので、こういった事も意識しながらハーバリウムを作ってみて下さい。
あじさいのカットについて
今回使用するあじさいは全て、「あじさいの花びらのみ」を使用していきます。
ですので、茎部分は残らないようにカットしていってください。
茎がちょっとくらい出ててもOKですが、基本的には花びらのみにカットして瓶の中に入れていくのがオススメです。
その方がきれいな作品を作りやすいです。
ハーバリウムの積み方のイメージ
- 『下にあじさいの花びら、その上にかすみ草』を1ユニットとして、上の写真のようにどんどん積み上げていく
- 要所要所で、ピンクのあじさいの花びらを目一杯広げて見えるように入れていく
- ピンクの花びらはあらゆる方向から見てバランスが取れるように入れていく
今回やる事は、主にこの3つですね。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
その①:『下にあじさいの花びら、上にかすみ草』を1ユニットとして、どんどん積み上げていく!
こちらの過去記事で紹介した「1ユニット」の考え方を用いて、瓶の中にこれらのユニットを積み上げていきます。
瓶の高さが約21㎝になるので、合計6ユニットまで入れる事ができるのですが、今回は全てこちらの白のユニットを積み上げていきます。
こんな感じでどんどん「下にあじさい、上にかすみ草」の1ユニットを積み上げていきましょう!
その②:要所要所で、ピンクのあじさいの花びらを目一杯広げるように入れていく!
ある程度積んだ段階で、上の写真のようにピンクのあじさいの花びらを入れていきます。
濃い色の紫陽花を入れる時のコツ!
- “内側に沿うように”(←ここが大切!)花びらを入れていく事を意識する!
- 花びらはしっかりと開いた状態で入れていく!※変な形で入れてしまうと、後々の修正が困難です汗
- かすみ草と白の紫陽花に隠れないように配置する!
濃い色の紫陽花を瓶の中に入れる時は、主にこの3点を意識しながら紫陽花を入れていきましょう!
(これが地味に大変で、若干ストレスが溜まります汗)
お金に余裕がある人は、高価格帯のピンセットを使うのがオススメ!!
今回の濃い花びらの封入作業は、本当に繊細な作業になるので、お金に余裕のある人はこちらの高価格帯のピンセットを使うのがオススメです。
自分も愛用しているピンセットで、安価なピンセットと比べて細かい部分での作業性が全然違ってきます。
詳しくは、以下の過去記事でピンセットの特集をしているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
その③:ピンクの花びらは、あらゆる方向から見てバランスが取れるように入れていく!
ピンクの花びらは上の写真のように、あらゆる方向から見てバランスの取れた(偏りのない)状態になるように封入していきましょう。
瓶の頂上まで封入したら、最後はいつものように↓
かすみ草を最後に入れて、花びらの浮きを防いでいきます。
あとは最後に、ハーバリウム用オイルを入れて完成です。
※今回はハーバリウム作品の「透け感や透明感を重視」したので、シリコンオイルではなくミネラルオイルを使用しました!
完成したハーバリウムがこちら
こちらが今回のレシピの完成品になります。
こちらはオイルを入れて比較的すぐの状態で撮影を行なったので、まだあじさい(白)にオイルが染み込んでない状態となっています。
なので、この後もう少し色が薄くなって最終的な完成状態となります。
スマホ用参考写真がこちら
スマホの方はこちらの写真を参考にしてみてください。
時間が経過した後のハーバリウムの状態がこちら
こちらは、時間が経過した後の今回のハーバリウムの様子になります。
実際に、花びらにミネラルオイルが染み込む事でこのように薄くなっていくというわけです。
※ちなみに、シリコンオイルだとここまで薄くはなりません。
ただし薄くなりはしますが、以下のように↓
「自然光に当てた時のキラキラ感」は抜群に良いので、やっぱり自分はミネラルオイルを使用するのをオススメしますね。
※シリコンオイルの場合、ここまでのキラキラ感は出ません。
【個人的に一番オススメのカラー!】ブルー系のカラーで作りたいなら、この紫陽花がオススメ!!
『ピンクと同様に人気の「ブルー系のハーバリウム」を作りたいなら、この紫陽花がオススメです!』
今回はピンクでハーバリウムを作りましたが、『ブルーでも作ってみたい!』という方には、こちらの色の紫陽花を使うのがオススメです。
意外にも、ブルー系の紫陽花は淡い感じの色が多いので、濃い色って実は結構少ないんですよね…
そんな中でこの紫陽花は、見てもらってもわかるように「強くて濃い青」がしっかりと出ている紫陽花となっているので、今回のような濃い色の紫陽花が必要なレシピにピッタリだと言えるでしょう!
実際にこの紫陽花を使用して「ワンポイント使いの紫陽花ハーバリウム」を作ると、以下のような色合いの作品が作れます↓
こちらですね。
とてもクッキリとした濃い色が出るので、本当にオススメです!
こちらの紫陽花も合わせて、ぜひ参考にしてみて下さい!
濃い色のあじさいを活かしたハーバリウムを作るならこのレシピ!
いかがだったでしょうか?
今回のレシピでのポイントは、以下の2点になります。
- 白のあじさいとかすみ草を“余白”のように機能させ、濃い色のあじさいをワンポイントとして目立たせよう!
- 作品がきれいに見えるかどうかは、『良い状態の花びらを瓶の中で目一杯広がってるように入れられるかどうか?』にかかっています!
こちらの2点ですね。
やはり、作品の核になるのは、『良い状態の花びらを、瓶の中でどれだけきれいに広げて封入できるか?』これに尽きるかと思います。
ぜひこちらのレシピを参考にして、濃い色のあじさいを活かしたハーバリウムを作ってみてくださいね。
それでは今日はここまでです。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』