どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は『ハーバリウムの捨て方』について解説していきたいと思います。
『正しくて信頼のできるハーバリウムの捨て方を知りたい』
『ハーバリウムを捨てる時に、やってはいけない事を知りたい』
今日はこのふたつの疑問を解消する方向で、記事を書いていく予定です。
特に、「写真を使ってハーバリウムの捨て方を実演」して丁寧に紹介していきますので、参考にして頂ければ幸いです。
ではどうぞ!
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目次
- 1 ハーバリウムオイルによって捨て方の種類は変わるのか?
- 2 【どんな種類があるの?】ハーバリウムの捨て方の種類を紹介!!
- 3 ハーバリウムを捨てるために用意するもの
- 4 【実演して解説!】ハーバリウムの捨て方の手順をひとつずつ紹介!!
- 4.1 その①:牛乳パックの上ふたを開けて、床に新聞紙を敷く!
- 4.2 その②:牛乳パックの中に新聞紙をちぎっていれていく!
- 4.3 その③:捨てる予定のハーバリウムの中身を、牛乳パックの中に入れていく!
- 4.4 【ここでポイント!】中身の花材が大きくて取り出せない時は、ロングピンセットで取り出しましょう!
- 4.5 【造花を使ってる人は注意!】ワイヤー入りの造花をハーバリウムに使った人は、ここで分別作業を必ず行いましょう!
- 4.6 その④:自然発火の防止のため「水」を少し入れておく!
- 4.7 その⑤:更に上から新聞紙を敷き詰め、上のふたをガムテープなどで封をする!
- 4.8 「ハーバリウム用瓶」はビンの廃棄扱いで、「牛乳パック」は燃えるゴミ!
- 4.9 【牛乳パックを用意するのが面倒な方は…】牛乳パックの代わりに、「スーパーの袋」で代用してください!
- 5 【流しに捨てないで!】「ハーバリウムの捨て方」でしてはいけない事まとめ
- 6 正しいやり方で、ハーバリウム作りを楽しみましょう!
- 7 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
ハーバリウムオイルによって捨て方の種類は変わるのか?
『ハーバリウムに使用したオイルの種類によって、捨て方も変えていかなければいけないのか?』
ハーバリウムに使われるオイルは、上の写真のような「ミネラルオイル」と「シリコンオイル」の2種類があります。
そこで、『このふたつのオイルの違いによって、ハーバリウムの捨て方も変えていかなくてはいけないのか?』と疑問に思う方もいるかと思うのですが、基本的には『どちらのオイルを使うのでもハーバリウムの捨て方は同じ』となります。
ご安心ください。
理由としては、ハーバリウムに使われるハーバリウム専用の「ミネラルオイル」や「シリコンオイル」は、引火点が250℃以上の『指定可燃物のオイル』として売られている商品がほとんどだからです。
要は、「天ぷら油」とほぼ同じような感じで捨てられるイメージで考えて頂けば良いかと思います。
【注意!】危険物指定の流動パラフィン(ミネラルオイル)もあるらしい…
自分ではまだ見た事もないのですが、流動パラフィン(ミネラルオイル)に関しては、指定可燃物の燃えるゴミ扱いではなくて「危険物指定」の流動パラフィンもあるらしいのでご注意ください。
【ハーバリウム専用のオイルを使っていれば間違いない!】「ハーバリウム専用」と銘打ったオイルに関しては、ほぼ100%指定可燃物として簡単に捨てられると思ってOK!
『ハーバリウムに使うオイルは、「ハーバリウム専用」と書かれたオイルを使用しましょう!』
「ハーバリウム専用」と銘打って売られているオイルは、ミネラルオイルでもシリコンオイルでもほぼ間違いなく「指定可燃物」の燃えるゴミ扱いで天ぷら油のように簡単に捨てる事が可能と思って頂いて結構です。
ですので、以下の過去記事でも言った事なのですが↓
ハーバリウムに使うオイルは、「ハーバリウム専用」と銘打った商品を使うのがオススメです。
このブログでは「王道を丁寧に解説」する事をひとつの柱として考えていますので、今後も「洗濯のり」とか「ベビーオイル」とかをオススメとして紹介する事は絶対にしません。
【どんな種類があるの?】ハーバリウムの捨て方の種類を紹介!!
「ハーバリウムの捨て方」に関しては主に、以下の2通りの方法が挙げられます。
- 牛乳パックと新聞紙を使う方法
- ビニール袋と新聞紙を使う方法
こちらですね。
今日はこの中でも一番オススメな「牛乳パックと新聞紙を使う方法」を実演しながら紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
【※補足】「凝固剤を使ってハーバリウムを捨てる事」についての自分の考え
人によってはこういった「固めるテンプルみたいな油の凝固剤」の使用を勧めている人もいますが、自分としてはオススメ出来ません。
その理由としては、「まともなハーバリウム作品を作れる人に話を聞いてみて、こういった凝固剤をオススメする人を1人も見た事がない」事と、それにわざわざお金をかけてまでこういった商品を買わなくて良いと思うんですよね笑。
家にある牛乳パックやビニール袋を使えば、ほぼ無料でハーバリウムを捨てる事ができるわけですし。
ただでさえお金がかかるハーバリウムです。
これをわざわざ買うくらいだったら、プリザーブドフラワーとかハーバリウムの作業道具にお金を回すのをオススメします。
ハーバリウムを捨てるために用意するもの
それでは、「牛乳パックを使ったハーバリウムの捨て方」を実演して紹介していきます。
まず、「ハーバリウムを捨てるために準備しておくもの」は以下の通りです。
- 新聞紙
- 中身が入っていない牛乳パック(※よく洗って乾かしておくのがオススメ!)
- 捨てる予定のハーバリウム
- ガムテープ
主にこちらの4点ですね。
どれも新たに購入せずに、ご自宅にあるものでまかなえるかと思います。
【実演して解説!】ハーバリウムの捨て方の手順をひとつずつ紹介!!
それでは、「ハーバリウムの捨て方」の手順をひとつずつ見ていきましょう!
その①:牛乳パックの上ふたを開けて、床に新聞紙を敷く!
まず最初に下準備として、用意した空の牛乳パックの上の部分を開けておきます。
次に、万が一オイルをこぼしてしまった時に備えて、以下のように↓
床に新聞紙を厚めに敷いておきます。
これで下準備は完了です!
その②:牛乳パックの中に新聞紙をちぎっていれていく!
お次は新聞紙をちぎって、上の写真のように牛乳パックの中に新聞紙を入れていきます。
「少し厚め」に新聞紙を入れていくのがオススメです。
その③:捨てる予定のハーバリウムの中身を、牛乳パックの中に入れていく!
その後は、「捨てる予定のハーバリウムの中身」を牛乳パックの中にドボドボと入れていきます。
ここでポイントとしては、変にオイルが手につくと後で面倒なので、作業中は「スマホなどの電子機器を持たない、いじらない、良い服は着ない」事を徹底するのが良いでしょう。
【ここでポイント!】中身の花材が大きくて取り出せない時は、ロングピンセットで取り出しましょう!
『ほとんどのケースで上の写真のように中身が詰まってしまうので、ロングピンセットを使って取り出しましょう!』
この手順でハーバリウムを捨てていくと大抵の場合、上の写真のように中身が瓶の中で詰まってしまいます。
ですので、以下のように↓
ロングピンセットを使用して、中の花材を取り出していくのがオススメです。
取り出した花材は、以下のように↓
牛乳パックの中に入れてしまってOKです。
最終的にはこのように、瓶の中身を全て出してしまいましょう!
【造花を使ってる人は注意!】ワイヤー入りの造花をハーバリウムに使った人は、ここで分別作業を必ず行いましょう!
『造花の多くは芯材としてワイヤーが使われているので、しっかりと分別しなければいけません』
「捨てる予定のハーバリウム」に造花を入れた人は、「入れた造花にワイヤーが使われているか?」をチェックして分別作業をしなければいけません。
これは「安物を使った時のコインの表と裏」みたいな話だと思うのですが、行政とかみんなに迷惑がかかるのでしっかりと分別は行ってくださいね。
自分の立場としては、以下の過去記事でも書いてきたのですが↓
「ハーバリウムに造花を使うのはあまりオススメしない派」なので、もしも『捨てる時に分別が面倒だなぁ…』とここで思われた方は、今後は「ワイヤーが入ってない造花だけを使う」ようにしていくのがいいかと思います。
その④:自然発火の防止のため「水」を少し入れておく!
そしてここで、自然発火の防止のため「水」を少し入れておきます。
『引火点が250℃以上で、どうやって自然発火するのか…』と思う人がほとんどだと思いますが(自分もそうですが笑)、様式美みたいなものなのでとりあえず「水」を入れておいてください。
その⑤:更に上から新聞紙を敷き詰め、上のふたをガムテープなどで封をする!
水を入れた後は、牛乳パックの中に再び新聞紙を詰めていきます。
「新聞紙でハーバリウムを下と上からサンドイッチする」イメージで考えて頂ければ良いかと思います。
そして最後に、上の写真のようにガムテープ等でしっかりと封をして作業は完了となります。
このように中身が出ないように、しっかりと封をしておきましょう!
「ハーバリウム用瓶」はビンの廃棄扱いで、「牛乳パック」は燃えるゴミ!
ここまでの作業が済んだら、後はこれらのゴミを廃棄するだけとなります。
ゴミの分別に関しては「各自治体によって異なる」と言えますが、一般的には以下のような分別になるかと思います。
- ハーバリウムが入った牛乳パック⇒「燃えるゴミ」として捨ててOK!
- ハーバリウム瓶⇒各自治体の「ビン」or「燃やせないゴミ」の廃棄方法と同じ(※汚れのひどいビンの区分で捨てるのが良いかと思います)
- ハーバリウム瓶のキャップ部分⇒「燃やせないゴミ」の廃棄方法と同じ
こちらですね。
参考にしてみてください。
【牛乳パックを用意するのが面倒な方は…】牛乳パックの代わりに、「スーパーの袋」で代用してください!
『牛乳パックを用意しておくのが面倒だよ!』という方は、上の写真のように「スーパーのビニール袋」などで代用してください。
ただし、「破れにくさ」と「漏れにくさ」の観点からも、一番のオススメは「牛乳パックを使う事」ですので、スーパーのビニール袋を使うときは、「本当にもしもの時だけ」にした方が良いかと思います。
【流しに捨てないで!】「ハーバリウムの捨て方」でしてはいけない事まとめ
最後に、「ハーバリウムの捨て方でしてはいけない事」をまとめてこの記事を終わりにしたいと思います。
それがこちらです。
- 洗面所の流しに捨ててはいけない!
- キッチンに流すのもダメ!
- ワイヤー入りの造花を燃えるゴミで捨ててはいけない!
このように、洗面所やキッチンなどの流しにオイルを捨てる事だけは、絶対にやめましょう!
配管などの詰まりや重大な家のトラブルに繋がりかねませんので。
よろしくお願いします。
正しいやり方で、ハーバリウム作りを楽しみましょう!
いかがだったでしょうか?
今日は、『ハーバリウムの捨て方』について紹介してきました。
紹介した方法は奇抜な方法ではなく、かなり王道の信頼できるやり方となっていますので、ぜひ参考にして頂ければなと思います。
今後も「王道を丁寧に」のコンセプトを元に記事を書いていきますので、お楽しみに!
それでは今日はここまでです。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』