どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は『ハーバリウムをもっと好きになる方法』を紹介していきたいと思います。
具体的には、「ハーバリウム作業においての満足度を上げて、ハーバリウムの作り始めから作り終わりまでの時間をもっと楽しいものにし、全体的な満足度を上げていこう!」といった趣旨の内容になります。
なぜこういう事を書こうと思ったかと言うと、自分も「ハーバリウム作業に気が向かない時期」があったからなんですね汗。
『好きで始めたハーバリウムですが、気づいたら作業をしない空白の期間がポッカリと出来てしまう』
こういった事が自分の身に起こりました。
当時は、「好きで始めたものが何で継続して続かないんだろう?」と思っていたのですが、今ではその対策もしっかりと立てる事ができ、継続してハーバリウムに取り組む事が出来ています。
今日はその「ハーバリウムに継続的に取り組み、作業全体の満足度を上げる」考え方について、紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
ではどうぞ!
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目次
【好きな作業と嫌いな作業を答えられますか?】ハーバリウム作業においての、「好きな事」と「嫌いな事」をハッキリと認識しておきましょう!
『ハーバリウムの「好きな作業」と「嫌いな作業」を、即答で答える事が出来ますか?』
今日改めて紹介したいのは『ハーバリウム作業全般においての、好きな作業と嫌いな作業を明確にしておきましょう』という考え方についてです。
この考え方が出来ていない時の自分は、例えば以下のように↓
このように、本当にザックリと感覚で答えていました笑
もしかしたら、同じような回答をする人も多いかもしれませんね。
しかし、今ではちゃんと以下のように↓
と答える事が出来ます。
(※実際に人対人でこの回答をすると「ヤバイ人」に思われる可能性もあるので笑、面と向かってここまで細かく答ない方が良いですが笑)
ここで特に大切だと思うのは、「無意識で嫌だなと感じている作業内容をハッキリとさせておく」事だと自分は考えます。
『嫌な作業を認識した上で、「じゃあどうすればその嫌な作業の心理的負担を減らせるか?」と考え、対策を立てる』
こうする事によって、ハーバリウム作業全体の満足度は向上し、何より最初の取り掛かりのハードルを劇的に下げる事が可能になります。
では、最初に何をするべきか?
今度はそれを見ていきましょう!
【作業の満足度に点数をつけてみてください!】ハーバリウム作業の全行動のリストがこちら!
「嫌な作業」と「好きな作業」をハッキリさせる事が大切だとわかったら、次にやる事は「ハーバリウムの全作業の得点化」をしてみてください。
得点は10段階評価でつけていき、指標としては「満足度」または「快の気持ち」についての10段階評価でOKです。
※もう少し細かくやりたい人は、「快の気持ち」とは別軸で「やりがい」の10段階評価もつけてみると良いかと思います。筋トレなどはわかりやすい例ですが、「快の気持ち」はそこまでではないけど、「やりがい」はかなり点数が高いみたいな事柄も実は数多く存在していますので。
そして、ハーバリウムの全行動のリストがこちらになります。
【作業を始める前】
- 作業スペースを作る
- 作業道具(トレー・ピンセット・オイル入れ・ハーバリウムオイル等)を集める
- 使用する瓶を選ぶ
- ミネラルオイルとシリコンオイルのどちらを使うかを選び
- 使用する花材を選ぶ
【作業開始】
- 瓶の中を殺菌する(※必須ではない)
- 使用する花材を切りそろえる
- デザインのレイアウトをする
- ひとつひとつの花材の「見せたくない部分」を確認する(※花びらの裏側など)
- 瓶の中に花材を入れる
- 花材を入れた後に、花材のレイアウトを再び確認する
- オイル入れにオイルを入れる
- 瓶の中にオイルを入れる
- 気泡を抜くために少し放置する
【作業終わり】
- キャップをして瓶の周りを軽く拭く
- 自然光を当てて、キラキラとか見栄えを確認する
- オイル入れの後片付けを行う
- 作業場所の清掃
【ハーバリウムの完成品に対して】
- 飾る場所を作って飾る
- ミネラルオイルを使用した場合、3日間くらいは「花材にオイルが染み込んでいく様子」が楽しめるので、それを楽しむ
- 自然光のよく当たる場所に持っていき、キラキラ感を楽しむ
- 眺めて楽しむ
こちらですね。
これらの全ての行動に対して10点満点で評価をしてみてください。
大切なのは「頭の中だけで考えないで、実際に紙に書き出して考える事」ですので、面倒だと思いますが、実際に紙に書きながら全ての行動に得点をつけてみてくださいね。
また、『このリスト以外の行動にも「嫌な事」とか「楽しみな事」がある!』という方は、その思いついた他の行動を忘れないうちに、一緒に紙に書いておくと良いでしょう!
【※掘り下げ】『ひとつひとつの花材の「見せたくない部分」を確認する』とは何か?について解説した記事がコチラ!
上の全行動のリストの中に書かれている『ひとつひとつの花材の「見せたくない部分」を確認する』という行動についての解説をした過去記事があるので、気になった方はこちらも合わせて読んでみて下さい↓↓↓
ハーバリウムを作る上での「大切なひとつの考え」を紹介しています。
【大切なのは、低い点数の作業をどうするか?】自分のケースの場合を参考に、改善策の一例を紹介!!
全ての行動に点数をつけ終わりましたでしょうか?
この点数付けは本当にオススメですので、ぜひやってみて下さいね。
実際にやってみると意外な項目の点数が高かったり、好きだと思って高得点だと思ってた行動の点数が低かったり等、色々な驚きがあったかと思います笑。
点数がつけ終わった後は、その中で「特に満足度の低い行動」に着目してみてください。
これは単純に「点数の低い行動」に着目すればOKです。
参考までに、自分のケースの「点数の低い行動」がこちらになります。
- 紫陽花の花びらを切って準備をする事
- オイル入れの後片付けをする
- オイルを瓶に入れた時にオイルをちょっとこぼしてしまった時
- 花材をピンセットで綺麗に入れていく事が難しい事
主にこちらの4項目が、自分の中でもの凄い得点の低かった行動でした。
具体的には、「紫陽花の準備」と「オイルのべた付き」、「後片付けの面倒くささ」、「花材をピンセットで綺麗に入れていくのが難しい事」について、自分は『嫌だなぁ〜』と感じているみたいです。
ここまで具体的な事がわかれば、後は『この嫌な作業の心理的負担をどうすれば減らせるか?』という視点で対策を立てていく作業を行なっていきます。
こちらの対策の立て方については、わかりづらい所もあるかと思うので、自分のケースの一例を以下で紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
【ケースその①】紫陽花の花びらのカットが面倒な問題について
自分はこの「紫陽花の花びらのカット作業」が、ものすごく面倒くさくて嫌なんですよね汗。
というのもこの作業を冷静に考えてみれば、以下のように↓
「花びらの枚数=ハサミで切る回数」となっているため、100枚以上ある?紫陽花の花びらを、なるべく茎を入れないで毎回ギリギリの所で切っていく作業をしていかなくてはなりません。
これが本当に面倒臭くてイヤです汗
なので、『ハーバリウムを作ろう!と意気込む』⇒『紫陽花の花びらを切らなくてはいけないとわかる』⇒『面倒臭く感じる』⇒『ハーバリウムを作るのをやめる』となってしまった事もしばしばでした笑
対策
このケースの場合は「事前に紫陽花の花びらをまとめてカットしておいて、そのカットしておいた紫陽花を作品に使う」という対策を考えて実行しています。
もしかしたらプリザーブドフラワーのもちが悪くなる方法と言えるかもしれませんが、作業の取り掛かりやすさと天秤にかけて、自分はいつも紫陽花の花びらを事前に全てカットしてしまっています。
この対策のおかげで花材準備の負担感が大幅に減り、作業全体の満足度が向上しました。
また、花材準備に時間や集中力を奪われる事がなくなったので、そのエネルギーを「花材のレイアウト」に集中できるようになった事も、自分の中ではメリットに感じています。
【ケースその②】オイルのこぼれやオイルの後片付けについて
ふたつ目のケースが「オイルのこぼれや後片付け」についての問題です。
正直これが自分にとって、ハーバリウムをする上での一番嫌な問題なんですよね。
『オイルがちょっと手についてしまった状態で色々なものを触ると、触ったものがヌルヌルになってしまう』
『シリコンオイルに関しては、なかなか落ちてくれないから後片付けに時間がかかる』
こういった経験を皆さんもした事があるかと思います。
本当に嫌ですよね、これ汗
対策
このケースの場合は「多少お金がかかってもいいから、清掃用のスプレーにしっかりとした商品を使う」という対策を考えて実行しています。
具体的には、ミネラルオイルならば以下の中性洗剤を使用し↓
シリコンオイルの場合は、以下の↓
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シリコンオイル専用のクリーナーを使用して、清掃やオイルこぼれに対処しています。
多少お金がかかってきてしまいますが、こちらもやはり「オイルのべた付きによるイライラ」と天秤にかけた時に、自分は「ちゃんとしたクリーナーを用意しておく」という選択肢を選びました。
『結果的にこの選択が大成功だった!』と、今では感じています。
【ケースその③】花材をピンセットで綺麗に入れていく事が難しい事について
次のケースは、「花材をピンセットで綺麗に入れていくのが難しい事」についてです。
『途中まで花材をうまく入れられたんだけど、ちょっとしたピンセットの動きで瓶の中の花材が崩れてしまった汗』
『紫陽花の花びらを開きながら入れていくのが非常に繊細な作業で、ストレスが溜まる汗』
皆さんの中にもこういった経験をされた事がある人がいるかと思います。
対策
このピンセットの問題は、上の写真の「高価格帯のハーバリウム用ロングピンセット」を購入する事でほぼ解決されました。
※完全に解決したわけではないですが、作業がかなりやり易くなりました。
ピンセットに関しては「花材やオイルなどの消耗品」とは違ってずっと使っていける道具なので、ここにお金をかけても損は少ないという点が◎だと思います。
※こちらのピンセットに関しての詳しい情報は、以下の過去記事に詳しくまとめてありますので、気になった方はぜひ参考にしてみて下さい↓↓↓
【まとめ】「満足度の低い嫌な作業」について、『どうすれば嫌な気持ちや面倒臭い気持ちを減らせるか?』という視点で対策を立ててみて下さい!
いかがだったでしょうか?
最後に本日の記事のまとめを書いて、この記事を終わりにしたいと思います。
- ハーバリウム作業の全行程に、10段階評価で点数をつけてみましょう!
- 点数の指標は、「快の気持ち」や「満足度」がベースでOKです!
- 自分についてもっと掘り下げたい人は、「満足度」とは違った軸で「やりがい」の点数もつけてみて下さい!
- 「点数が低かった行動」に対しては、『どうすれば嫌な気持ちや面倒臭い気持ちが減らせるか?』という視点で対策を紙に書きながら考えましょう!
- 「点数が高かった行動」に対しては、その行動をしっかりと覚えておき、その行動を“味わいながら(余韻に浸りながら)”行なっていきましょう!
こちらが本日のまとめになります。
今回書いた記事の内容は、行動選択学やポジティブ心理学をベースとした方法になっているので、誰に対しても再現性が高くオススメです。
特に、「嫌な事」に対してはしっかりと紙に「書き記す」事が大切で、そうする事によって体系的な分析が可能となり有効な対策が立てやすくなる事と、「良い事」については「書き記す」のではなくて、余韻に浸るように「頭の中で味わう」事が一番のポイントになってきます。
(※「嫌な事は紙に書いて分析し、良い事は喜びを頭の中で味わう」と覚えるのがオススメです。)
ぜひ試してみて下さい。
これからもハーバリウムユーザーにとって「本当に価値のある情報だけを提供する」事を目指して記事を書いていきますので、お楽しみに!
それでは今日はここまでです。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』