どーも、こんにちは!
王道をていねいに解説する事にこだわり続ける「きらめきハーバリウムの管理人(@kirameki_hbrium)」です!
今日は『ハーバリウムに使用する紫陽花(あじさい)について、最初に知っておくべき10の事』について、まとめていきたいと思います。
『そもそも、あじさいでどんな事が出来るの?』
『あじさいをハーバリウムで使う事のメリットを知りたい』
『上手にあじさいを使うための実践的な方法を知りたい』
等、皆さん「ハーバリウムに使えるあじさい」に関して、色々な疑問をお持ちかと思います。
今日は具体的に、そういった疑問を解消する方向で「ユーザー目線に立った本質的に役立つ情報」を厳選し、丁寧に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
ではどうぞ!
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目次
- 1 【プリザーブドフラワーだけ抑えておけばOK!】ハーバリウムに使用できるあじさいの種類は?
- 2 【あじさいを使う事の最大の魅力!】「幻想的な透明感や透け感」を演出できることが、あじさいの何よりの魅力です!
- 3 【色数が豊富なところも魅力!!】「プリザーブドフラワーのあじさい」は色のバリエーションもかなり豊富で、かゆい所にも手が届く!
- 4 【各商品のだいたいの値段相場も知っておこう!】あじさいの主な販売形態と値段相場を紹介します!
- 5 【深堀り小ネタ】あじさいハーバリウムでは、「ミネラルオイル」を使うのがオススメです!
- 6 【※更に掘り下げ】「白の紫陽花」にミネラルオイルを入れると、オイルが染み込んでかなり「透明」に近い感じになります!
- 7 【花びらだけ?茎も残す?】あじさいをどれくらいの長さに切ってハーバリウムで使うのか?
- 8 【かすみ草との相性が抜群!!】あじさいと一緒に組み合わせて効果を発揮する花材は?
- 9 【花びらを蝶々のように見せる事も可能!】あじさいの花びらのワンポイント使いで、蝶々のような表現も可能!
- 10 【おまけ】自作のプリザーブドフラワーのあじさいを作る事も可能!
- 11 幻想的で透明感のあるハーバリウムを作りたいなら、あじさいを使うのが一番です!!
- 12 ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
【プリザーブドフラワーだけ抑えておけばOK!】ハーバリウムに使用できるあじさいの種類は?
『どんな種類のあじさいを、ハーバリウムに使う事が出来るのか?』
まず最初に基本的な疑問から答えていくと、ハーバリウムに使用できるあじさいの種類は『プリザーブドフラワーのあじさい』になります。
ドライフラワーのあじさいというのはあまり聞いた事がないので、『ハーバリウムに使えるあじさい=プリザーブドフラワーのあじさい』と考えてしまっても問題はないでしょう。
※この記事内で表記する「あじさい」は全て、「プリザーブドフラワーのあじさい」だとお考えください。
また、「あじさい毎の品種」によって微妙な違いもあるにはあるのですが、かすみ草などの花材と比較しても「あじさいの品種毎の違い」は本当に微々たるものですので、初心者の方はあじさいの品種にとらわれる事なく、「プリザーブドフラワーのあじさい」という事だけを意識して、花材選びをしていくのが良いでしょう!
【生花は基本的にNG!】生花のあじさいは、ハーバリウムに使えるのかどうか?
また、『生花等の生きた花をハーバリウムに使っても良いかどうか?』という疑問については、生花の場合オイルに入れた後に時間経過で腐ってしまうので、生花をハーバリウムに使用するのはNGです。
生花のあじさいをハーバリウムに使わないよう、お気をつけ下さい。
【あじさいを使う事の最大の魅力!】「幻想的な透明感や透け感」を演出できることが、あじさいの何よりの魅力です!
『そもそもあじさいをハーバリウムに使う事の最大のメリットは何なのか?』
多くの人が一番知りたいのは、間違いなくこの事でしょう!
『ハーバリウム経験者目線で見た時の、あじさいの本質的な魅力は何か?』
この疑問について、自分が改めてこの記事で答えていきたいと思います。
ハーバリウムにあじさいを使う事の最大の魅力は、「幻想的な透明感や雰囲気のある透け感」をハーバリウムで表現できるからだと自分は考えています。
これに関しては、上の写真を見てもらうのが一番早いですかね。
ハーバリウムにあじさいを使う事で、上の写真のような「幻想的な透明感や雰囲気のある透け感」を演出する事が可能になります。
『おそらく皆さんも、あじさいを使ったハーバリウム作品の写真を見た事で、ハーバリウムに興味を持ったのではないでしょうか?』
もしこういった上の写真のような、『透明感や透け感のあるハーバリウム作品に憧れている。自分でも作ってみたい!』という人は、『プリザーブドフラワーのあじさいを使う事で、その望みを叶えられる。』のだと、ぜひ覚えておきましょう!
【ただし注意点もあり!】プリザーブドフラワーの紫陽花は「かなり色落ちが早い花材」だという事も知っておきましょう!
「紫陽花」という花材は、ハーバリウム初心者や未経験者の人に断トツでオススメしたい花材である事は間違いないのですが、上の写真のように「ハーバリウムオイルの中で色落ちがしやすい花材」でもある事をぜひ押さえておきましょう!
※『この「オイルの中での花材の色落ち」に関してもっと詳しく学びたい!』という方は、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
【色数が豊富なところも魅力!!】「プリザーブドフラワーのあじさい」は色のバリエーションもかなり豊富で、かゆい所にも手が届く!
『色のバリエーションが豊富なため、あなたの「望み通りの色のハーバリウム作品」を作りやすいのも魅力です』
上の写真のように「プリザーブドフラワーのあじさい」は、かなりの色のバリエーションで商品が発売されています。
この事によって、「自分が望んだ色」例えば、『イエローならイエロー!』『ピンクならピンク!』といったように、「あなたが心に描いた色のハーバリウム作品」を、あじさいで表現できる可能性が高いところも魅力だと言えます。
例えば、グリーンのあじさいを例に取ってみても↓
このように、グリーンだけでもこれだけの色味のバリエーションがあったりしますし、また濃い色のあじさいに関しても以下のように↓
これだけ濃い色のあじさいも普通に販売されています。
それだけ色のバリエーションが豊富だという事なんですね。
【各商品のだいたいの値段相場も知っておこう!】あじさいの主な販売形態と値段相場を紹介します!
『プリザーブドフラワーのあじさいは、どのような販売形態と価格で売られている事が多いのかな?』
お次は、こう疑問に思われた方のために「大まかなあじさいの販売形態と値段相場」について紹介していきたいと思います。
結論から言ってしまうと、『プリザーブドフラワーのあじさいは主に、3パターンの販売形態が存在していて、販売する量のバリエーションも豊富なので効率的な買い物がしやすい』という特徴を持っていると自分は考えます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
その①:二輪のあじさいが入った大容量タイプ
まず初めに紹介するのが、こちらの「二輪のあじさい」が梱包されたタイプの商品になります。
おそらくこういった「二輪が封入されている」商品が一番多く存在しているような気がします。
値段のおおよその相場としては、二輪でだいたい「2,000円前後の価格」が相場となっているようです。
※ハーバリウムのブームによって、値段相場の移り変わりが激しいのでご注意ください。
【初心者は小分けパックから始めよう!】初心者の方は小分けパックの紫陽花を購入するのがオススメです!!
こちらの二輪タイプの紫陽花は、あまり「ハーバリウム初心者の方」にはオススメできません。
というのも、初心者の方にとってこの「二輪」という量は、少し多過ぎると思うからなんですね。
『初心者のうちは色々な色の紫陽花に触れて、「自分のお気に入りの色」を見つける事が大切』
だと、自分は考えているので、初心者の方は以下で紹介していく「小分けタイプ」の商品を選ぶ事をオススメします。
二輪タイプの商品は、「好きなカラーが見つかってから」購入していくのがオススメというわけです。
その②:ビニールに入った小分けタイプ
お次に紹介するのが、こちらの「ビニール」に梱包されたタイプのあじさい商品になります。
実際、『このようなビニールで紫陽花を売っている店も最近増えてきたよなぁ〜』と思うくらい、このタイプの商品は増えてきている印象が強いです。
値段のおおよその相場としては、1パックでだいたい「1,000円前後の価格」が相場となっているようです。
あくまで予想ですが、おそらく「1輪」くらいの量のあじさいが含まれているような気がします。
様々なメーカーから出ているので、何とも言えないんですけどね汗
その③:クリアケースに入った小分けタイプ
最後に紹介するのが、こちらの「クリアケース」に入ったタイプのあじさい商品になります。
『ハーバリウム初心者の方に一番オススメしたい紫陽花がこれです』
自分の中で一番初心者の方にオススメしたいのがこちらのタイプで、色数も豊富に揃っていて良い商品ですよ。
値段のおおよその相場としては、1パックでだいたい「560円前後の価格」が相場となっているようです。
あくまで予想ですが、おそらく「1輪の半分」くらいの量のあじさいが含まれているような気がします。
また、以下の過去記事に「こちらのクリアケースの紫陽花を使用して、金銭面で効率よく色々な色の紫陽花を集める方法」をまとめておいたので、「あじさいが高くて困ってる!」という方は、こちらの記事も合わせてオススメです↓↓↓
【深堀り小ネタ】あじさいハーバリウムでは、「ミネラルオイル」を使うのがオススメです!
『使用するハーバリウムオイルの違いによって、紫陽花の見え方に変化が出る事をご存知でしょうか?』
ここからは少し実践的でマニアックな情報を紹介していきます。
ハーバリウムでは一般的に、『ミネラルオイル』と『シリコンオイル』のふたつのオイルが使用できるという事は、みなさんご存知かと思われますが、どちらのオイルを使用するかによって「プリザーブドフラワーの紫陽花の見栄えが大きく変わってくる」という事を、皆さんご存知でしょうか?
この事について少し掘り下げて説明したいと思います。
【ミネラルオイルの特徴】ミネラルオイルは、プリザーブドフラワーに染み込みやすい性質を持っています!
『ミネラルオイルは、プリザーブドフラワーの花材に染み込みやすい性質を持っています』
実は多くの人が見落としがちな話がこれで、ミネラルオイルはプリザーブドフラワーの花材に染み込みやすい性質を持っています。
具体例がこちら
これは、「ミネラルオイルを入れた直後のあじさいハーバリウム」の様子を撮影したものなのですが、オイルを入れた直後はこのように、まだ白い部分が全然透けていない状態だという事がわかるかと思います。
そして、ここから3日経過するとどうなるかと言うと、以下のように↓
ミネラルオイルがあじさいの花びらに染み込む事で、より透明感のある見た目のハーバリウムに変化しました。
ここから言える大切な事は、『より透明感や透け感のあるハーバリウムを作りたいのなら、ミネラルオイルを使うのがオススメ』だという事です。
【シリコンオイルはどうなの?】シリコンオイルで「あじさいハーバリウム」を作ったらどうなるか?を紹介!
こちらは「シリコンオイル」で作ったあじさいハーバリウムになるのですが、ここで「白のあじさい」に注目して見て頂きたいと思います。
白のあじさいにシリコンオイルがそれほど染み込んでいないため、透明感というよりは「元々の花材に近い色がそのまま残っている」状態になっているのがわかるでしょう。
つまり、「シリコンオイル」であじさいハーバリウムを作ると、「そのままの花材に近い色の状態」で作品が出来上がると言って良いかもしれません。
【大切なのは使い分け!】それぞれのハーバリウムオイルの長所を理解した上で、自分好みの「あじさいハーバリウム」を作っていきましょう!
『ふたつのオイルの性質を知った上で、その時々で自分好みのオイルを選んでいく事が大切です』
個人的には、「ミネラルオイル」であじさいハーバリウムを作るのが好きなのですが、中には『シリコンオイルの見た目のあじさいハーバリウムが好きなんだよねぇ〜』という方もいるので、こればっかりは個人差が出てくる問題となっています。
大切なのは『その時々で自分が作りたいハーバリウムに適したオイルを使用していく事』だと、自分は考えます。
そして、自分が考える「オイル毎のあじさいハーバリウムの特徴」は以下の通りです。
- 「ミネラルオイル」であじさいハーバリウムを製作⇒よりあじさいに「透明感や透け感」が出る。また、日光に当てた時のキラキラ感がシリコンよりも強い。ただし残念ながら、色落ちしやすい。
- 「シリコンオイル」であじさいハーバリウムを製作⇒「透明感や透け感」は弱いが、「花材本来の色味」で残りやすいのが魅力。色落ちしにくいので、安定感がある。
ぜひ、あなたのハーバリウム作りの参考にしてみてください。
【※更に掘り下げ】「白の紫陽花」にミネラルオイルを入れると、オイルが染み込んでかなり「透明」に近い感じになります!
「白の紫陽花」だけは少し特殊なので、もう少しだけ解説させて下さい。
写真左が「白の紫陽花にミネラルオイルを入れたもの」で、写真右が「白の紫陽花にシリコンオイルを入れたもの」になるのですが、ミネラルオイルを入れたものに関しては、上の写真のように「白というよりかなり透明に近い状態」になっていきます。
(※白の紫陽花にミネラルオイルが染み込んでいくため)
なので、白の紫陽花を使ってハーバリウムを作る時は、例えばですが、以下のように↓
- 白の紫陽花の“白の部分”を残したい!⇒「シリコンオイル」を使用する
- 白の紫陽花で“透明感”を表現したい!⇒「ミネラルオイル」を使用する
このような感じで、使いたいオイルをレイアウトの段階から決めてしまうと良いでしょう!
【注意】
『「透明」になるより白い方が良いわけだから、シリコンオイルを毎回使った方が良い!』という話ではなくて、透明には透明の良さがあり、白には白の良さがあります。
ですので大切なのは「自分の作りたいハーバリウムを実現するために、適切なオイルを選ぶ」という事だと自分は思っています。
【花びらだけ?茎も残す?】あじさいをどれくらいの長さに切ってハーバリウムで使うのか?
あじさいをハーバリウムに使用する時は、上の写真のように『あじさいの花びらだけをカットして使用する』のがオススメです。
このように、あじさいの花びらだけをハーバリウムの瓶の中に入れていくのが良いでしょう。
理由としては、どうしても茎を残してしまうと、ハーバリウム作品全体で見た時に茎の部分の位置調整が難しく、きれいな作品を作るための難易度が上がってしまうからです。
【かすみ草との相性が抜群!!】あじさいと一緒に組み合わせて効果を発揮する花材は?
『あじさいと一緒に組み合わせる事で、きれいなハーバリウムを作る事が出来るオススメの花材はあるのか?』
この質問については、間違いなく「ミニかすみ草」と組み合わせて使うのがオススメです。
これはもう圧倒的にオススメな組み合わせなので、皆さんにもぜひ取り入れて頂きたいなと思います。
『お互いがあまり主張をしないで、あじさいの花びらをかすみ草が下から支えて安定させる』
そんな持ちつ持たれつの関係が、あじさいとかすみ草にはあります。
特に、「ふたつの花材の主張が弱い事」によって、「カラーを意識したハーバリウム」を作りやすくなる事も見逃せません。
要は、あじさいとかすみ草の組み合わせは、ハーバリウム初心者の方に非常にオススメな花材だという事です。
【オススメかすみ草はコレだ!】「オススメかすみ草」を紹介した記事がこの3つ!
「ハーバリウムに使えるかすみ草のオススメ品」に関しては、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、「本当に使えるオススメかすみ草」が気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
【花びらを蝶々のように見せる事も可能!】あじさいの花びらのワンポイント使いで、蝶々のような表現も可能!
『濃い色のあじさいをワンポイント使いする事で、蝶々が飛んでいるようなハーバリウムを作る事も可能です』
濃い色のあじさいをワンポイント使いする事で、上の写真のような『チョウが飛んでいる』雰囲気のハーバリウムを作る事が可能です。
この技法自体簡単で、誰にでも作りやすいハーバリウムだと思いますので、この技法はぜひ覚えておくと良いでしょう!
詳しいレシピや作り方の情報はコチラ!
こちらのハーバリウムの詳しいレシピや作り方に関しては、以下の過去記事に詳しい情報がまとまっているので、気になった方はこちらも合わせて読んでみてください↓↓↓
【おまけ】自作のプリザーブドフラワーのあじさいを作る事も可能!
こちらの液体を使う事によって、「生花のあじさい」から自分で「プリザーブドフラワーのあじさい」を自作する事も可能です。
これはちょっとあじさいを詰め込み過ぎている良くない例ですが笑、このような感じで自分で「脱色から染色」を行う事でプリザーブドフラワーのあじさいが完成していきます。
だいぶ難易度は高いですが笑、挑戦する価値はあると思いますので、ぜひお試しあれ!
そもそも時期的に、あじさいの生花自体がないと思いますが笑
幻想的で透明感のあるハーバリウムを作りたいなら、あじさいを使うのが一番です!!
いかがだったでしょうか?
今日は、『ハーバリウムに使用する紫陽花(あじさい)について、最初に知っておくべき10の事』についてまとめてきました。
『透明感や透け感のある幻想的なハーバリウム作品に憧れがある』
こういう人に間違いなく一番オススメな花材が、「プリザーブドフラワーのあじさい」です。
ぜひ皆さんも、こちらの記事に書いた情報を参考にして、「自分好みのあじさいハーバリウム」を作ってみて下さい!
それでは今日はここまでになります。
ではまた!
ハーバリウムに関する「役立つ情報」を様々な角度から書いています!
『付け焼き刃の情報を集めても木の枝葉にしかならないと思っているので、時間が経っても色あせないハーバリウムの「濃い」情報を、このサイトから「丁寧」に発信しています!!』
ハーバリウムに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ以下の「まとめ記事」から自分好みの記事を見つけてみて下さい。
『ハーバリウムオイルの選び方&長く愛用できるハーバリウムオススメ道具』
『色々な花材の名前が学べる!ハーバリウムレシピ&ハーバリウム作品紹介』
あじさいを使ってどんな事が出来るの?